娘のひとこと
なんとなく復職になりそうだ。
今日は天気が良かったので、娘と水で遊んだ。
口から霧を吹いて、
「グレート・カブキだよ」とか教えてた。
口から霧を吹いて、
「グレート・カブキだよ」とか教えてた。
なんとなく2人で縁石に座る。
急に娘が言った・・。
ボクは・・自分の胸の内をぶちまけられた気がして・・焦った。
小さい娘に聞いた。
「ちち、もうすぐ仕事でいつもは、いなくなるけど、大丈夫?」
『大丈夫!』
「お大事だからね?」
『うん・・』
2人で肩を組んで、空を見上げた。
「うん、そうだね・・」
(一番強くて・・一番苦しんだのは・・この子なんだろうなぁ・・)
家に入り、何かふっきれない自分をとがめながら、裏庭を見た。
娘は、まだグレート・カブキをやっていた・・。
(強くなるよ、あなた・・)