長官の辞任
長らく何も書いていなかった。
PCを開くどころか、テレビすら見ていなかった。
申し訳ない。
失礼無礼を承知で呟く。
元首相が凶弾にたおれた。
元自衛隊と云う肩書だけが踊り狂っている。
自衛隊凄いな、と、言うしかない。
数年の勤務で、手製の武器で、命中させてしまった。
警察凄いな、と、言うしかない。
死角の、要人背後を取られてしまった。
そして、例外はどこまで並べても例外である。
この一事件だけを以って、自衛隊も警察も語れない。
例外の蓄積は、永遠に例外でしかない。
そして、仕方ない、とは片づけられない。
元首相であった方だ。
長官を、県警本部長の引責を、多くの人が、匿名の正義感から謗るであろう。
誰も責任を取らない、匿名カオナシ無責任よりは、まともと云うものだ。
元首相のご冥福を衷心よりご祈念申し上げます。
国葬だとも言われている。
それは、例外である。
何を警備し、何を守るのか。
名誉挽回と、臨んでほしくない。
ヒトの死は、権威だての儀式で追悼できない。