ボクはここにいていいんだろうか？

ボクはここにいていいんだろうか？

（笑いたい方は今日は、他をあたって欲しい）
（もの好きなら、最後まで読んでもいい）

珍しく「素（す）」でいこう・・。
今日は何も笑えなかった。
さっきは、何故か風呂で泣けてきてしまい、妻を心配させた。
通院して、帰ってきて、すぐ倒れこんでしまった。
娘とも話さず、遊ばず、入浴もできないここ数日・・。

ボクはここにいていいんだろうか？

そりゃ、やっとここまできたさ！
這ってでも、情けなくっても、何が何でもって生きてきたさ！

それだけで十分じゃないのか・・？

そんな疑問とも不安ともつかない得体の知れないモンが、また噴きあがっている。
ＪＯに言わせりゃ「お目出たい病」＝「悩む」という贅沢に・・
どっぷり浸かり始めている・・まずい・・自分でもわかっているところが、更にまずい。

仕事だって、なんでもできることはやってるさ！
指示だって守って「ボクの全力」以上を出し切ってるさ！
言いたいことを言ったら「まずい」だろうから、黙って、黙ってやってるさ！

それだけで十分じゃないのか・・？

復職して1ヶ月余り。
常に「ボクの全力」以上を出し切ってるさ！
コレは・・泣き言じゃない・・いや・・泣き言か・・。

（評価には早すぎるんだよ！比べんな！くだらん「社の一般基準」なんかと・・）

ウツを通っていない運の悪いヒトには見えないだろう？
ウツを隠してる運のいいヒトにも見えないだろう？

ボクは今、ボロクソなんだよぉ！？

少しずつすりへって血がにじんで、かさぶたになったら、またすりへって・・。

「助け」はない！ことなんか知ってるよ・・。
独りでなんとかしなきゃって・・やってるよ・・ずっと。
家族の協力は究極には無理なんだ・・が、言えないさ・・そんなこと・・。
友人？相談者？・・いないさ・・そんなの・・昔から・・。
親兄弟は息災だけど、遠いんだよ。いろんな意味でね。

だからかな？　なんとなく必ず通るんだ。
「さびれた教会」を仕事帰りに。
神なんて信じてないよ。
でも、誰かに感謝したいじゃんか。
天邪鬼だから、いもしない「神様」に毎日感謝してるわけだ。
何をって・・「今日も生きていました！ありがとう」ってさ。

それだけで十分じゃないのか・・？

実は・・おとといの帰り道かな？
どうも胸が苦しくなって（過呼吸か？・・また・・）って立ち止まったんだ。
そしたら目も回りだして、頭は心臓みたいバクバクになった。
こりゃいかんって携帯出しても「１１９って何番！？」ってなんのよ？
面白いね、人間って。
そんで、歩き出したら、まっすぐに歩けない、どころか崩れたまま「歩こう」とすんのよ。
面白いね、人間って。
（もうどうにでもなれ！）って思ったら倒れて「そのまんま東（方角）」なのよ。
面白いね、人間って。

そんで「さびれた教会」でも１人くらい、通るだろうって思ったら、通らないの！

（ボクはここにいていいんだろうか？）

さすが「さびれた教会」！
犬の散歩の老婦人が通ったから（やった！）と思ったね。

そしたら言葉がでないの！
面白いね、人間って。

更にその老婦人がボクの「もう１人のお母さん」とも言えるひとに良く似て見えて、
飛びつきそうになっちゃった・・。

「○子おばさん！何でココがわかったの！？助けて！助けて！」って言いながら・・
でも、面白いね、人間って。

出た言葉は・・

「あ・うう・ガ・・エエ」

おばさん逃げちゃった。

それから何とか「履歴」から自宅を呼び出して妻を呼んだ。
でも（娘もいるし、すぐ、来ないだろう）って歩き出した。

家々から不審そうに皆が見るんだ。
でも、面白いね、人間って。
親兄弟や、○子おばさん夫婦やその子供たち（兄弟みたいに思ってる）にしか見えないんだ。
言葉にならないのにグエグエ言ってるんだ。
ヨタヨタ歩きながら。幻覚？を見ながら・・。

「○！助けてくれよ！」
「父さん！見えないのか！ボクだ！」
「○ちゃん！助けて！」
「○ちゃんまで！ボクは変なの！？」
「○兄ちゃん！助けてくれよ！やっぱおかしいのかい？ボク」
「○！助けてくれ！」
「○子おばさん！○おじさんも！歩いてるじゃないか！」
「母さん！？家が判るだろ？連れてってくれよぉ・・」

遠のく意識・・。
ボクはここにいていいんだろうか？

結局・・妻子が発見してくれてよかった。
でも、面白いね、人間って。
結局・・職場に連絡しようなんて気もおきなかった。

また、絶望の螺旋が回りだすかもしれない。
止める。止められる。止めてみせる。

が、思う。
ボクはここにいていいんだろうか？
ボクはここにいていいんだろうか？
ボクはここにいていいんだろうか？