ウツ人の家庭の痔情

今日は個人的に笑えた。

書庫に掛けた「タイトル」の運びで急に入院します

今日（もう昨日か）、通院したら、即であった。
明日は入院準備で明後日に入院、手術して、来週には帰ってこれるかな？という感痔です。

まぁココでアノ病院といえば『あぁ地主ね・・』という有名ドコなので大丈夫かと思う。

しかし、受付でプライバシーなのか、

『受診なさる科を指で指して教えてください・・』

と小声で言われたので「・・・」と指さしてみた。

受付の若い女性、大声即答！

『肛門科ですね！？』

ボクはすっかり「おお！！」と思ってしまい、

「もう１０年近くつきあってんですよ！今回で一気に行きたいね、ココは有名だから来た！」

と言ったら、ソレはマニュアルになかったらしく、

『ありがとうございます！』

と何か、また、個人的にうけてしまった。

ボクの後から入ってきた「雑誌から抜けてきました」みたいな服装の女性も、
同じことを大声で言われ、盛んに周りを伺っていた。
その後の初老の男も。
その後の年配の女性も。

ボクは思う。

ココへ来たこと自体！「痔です」って行動なんだからさ、
みんな仲間の「痔」だからさ、

老若男女関係なく、ココでは種族は「痔」だから！

診察も専門だけあって、早かった！

『あ！ハイハイ！ジオン注云々で決定ですね？四泊五日でどうです！？』

ボクはツアーのパック商品じゃぁない・・

とは思ったが、何より「便は急げ」である。
すぐ入院前検査してきた。

なぜ、みんな若い女性で・・『すみません、こんな恥ずかしくて痛いトコ・・』と口々に言う。

「チューブでも太いのは痛いだけですね・・なんでも同じですね」

「いえ、大丈夫ですよ？日課にしたいぐらいです」

なんて、セクハラバリバリなオヤジ節で検査を受けていた。

返って、反応が違って相手も嬉しそうで何よりであった。

帰りに薬局に行って、意味の無い一週間分の薬をもらった。
また、同じ時に来た数人が、ボクを見て目を伏せる。
みな、一様におしゃれな雑誌見たり、必死にメールとかしていた。

だから・・思った。

老若男女関係なく、ココでは種族は「痔」だから！

「まるだしマークの封筒」をコートに隠していたご婦人もいて、
（ココではみんな・・大丈夫・・痔（自）でいいんですよ・・）
やっぱり恥ずかしいんだろうかと悩んでみたりもした。

さて入院準備。

病院のシンボルマーク。

さすがに、ココでは、おおっぴらには、ぶら下げて歩けない封筒だなぁ。

と思いつつ、道に迷って迷って、おおっぴらに、ぶら下げて歩いていた。