ジェホバの証人

宗教セールスでのトップ企業。

午前中の忙しいときに来る。

出ないようにするのだが、宅配や郵便と同じ時間に来る。

カムフラージュも心得ている。

仕事が入っていれば良いのだが、家人が居る日を心得ている。

居なければこないから、防犯には役立たず。

『イスラムとかあっちが大変ですよね？』

「・・・」ボクは無言

『どうして、あんなテロとか恐ろしいことになるんでしょうか？』

「・・・」

『イエスの教えでは、隣人同士で争うことは・・』

「ちょっと待って？」

『ハイ？』

「私はキリストは白人のイメージです。

イスラムは白人じゃない、ひげモジャのイメージです」

『それで？』

「黒人の暴動とか、中東のテロとか言いますけど、良いんじゃないですか？」

『は！？』

「あんなに見た目から、生活から違うのは、神様からして違うんですよ。」

「知り合いのインド人の店のカレーが凄く辛いんですけど、彼は普通だって。」

『それがなにか関係ありますか？』

「こんなの辛くないなんておかしいだろ！？ってケンカになったらアホでしょ？」

「でも、神様が誰かってなったら、ケンカじゃなくて、まっとうな戦いになる」

「ケンカは止めなさい！でも弾圧には勇気を出して戦いなさい！ってのが神様共通の結論ですよ」

「おい、ちょっとおれんとこのシマで何を勝手に教えとるんじゃ？ってなもんでしょ？」

証人は話題を変えた。

『自衛隊も行く、とか、とんでもないですよね？』

「日本人を日本人が助けられない方がとんでもないですよ。」

『安倍さんと同じことを言うのね？』

「私も安倍さんも、多分同じ日本人ですからね。」

『何をお信じになっているの？』

「家族です。お化けやＵＦＯも信じますね。ウツとかの病気も」

「差し当たり、目の前で・・イエスみたいなのがやがて来るだろう、みたいなのは信じませんね」

あいつらは、いつもふてくされて帰っていく。

簡単なことだ。

和食を食べて、和室で寝ていても、キリストもイエスとは言えないだけだ。