環境と換気と

木曜に、また声が出なくなった

水曜は「？」と思ったので休ませてもらった。
が、一向にエンジンがかからない。

（こりゃ、エンジンどこじゃない！ガス欠だ・・給油しないと・・）
（いや、「変な燃料であふれてる」んだ・・抜かないと・・！）

ペーパーの妻に頼んで妻の実家に。

なぜって・・「換気し」に・・さ。
ヒトには換気が必要だ。

ヒトに限らず生き物ならどうしたって「ある環境」にいることが多い。
ヒトに限れば、主婦は「家庭」に、営業職なら「外周り」、事務職なら「デスク」、
研究職なら「ラボ」、医療関係者なら「・・病院」、教育関係者なら「・・学校」、
政治家なら「金脈か人脈があるどっか」、無職なら「職を必要としないところ」・・・キリがない
大雑把でゴメン。
でも、そうじゃなさそうで、そうなんだ。
なんだかんだ皆「ある環境」にいることが多いことに気付かざるを得ないんだ。

環境というからには「空気」があるんだ・・

その職業によって異なる・・独特の「空気」を吸って毎日生きているんだ！
例え、それが自分に合わないからって「空気」である以上吸わないと生きていけない。

（そう！職場でね？）

ボクはまた窒息しそうになったのかも知れない。
だから換気しに・・「別の空気を吸い」に行ったのさ。
知人の僧侶の説法を受け、座禅、「無」を探る。
声が出だしたら「あらゆる分野」の話をする。
今回は教育・政治・シモ・歴史・書道・仏道・・あとなんだったか・・。

これは我流だ。
ボクの「換気」の方法だ。
全く「仕事」に関係のない「ヒト・モノ・空気」に身をさらす。
すこしショック療法に近い。
リセットなんて、ゲームみたいにラクなもんじゃぁない。
なんとかテラピーなんて逃避（失礼）でもない。

・・ヒトには換気が必要だ。

ボクは、明日からまた「空気を吸って」いくんだろう。
ただ、この数日の換気で肺は少しきれいになった・・？

ヒトには換気が必要だ。

世の中には「会社」以外に人脈も情報網も持たないヒトもいると聞く。
毎日会社内の「同じ顔と仕事をして」「同じ顔と食事（飲酒）して」
「同じ顔とオフも過ごす」・・。

きっと換気の要らない強い種なんだろう。
それか「魚」のように「水の外」など考えない種か・・。

ボクはもう声を取り戻した。
死など考えすぎて、もう飽きている。
そこを自分でほめる・・。