被害者の一言

なんかさ、被害者感情ってのは判るし、ボクも可愛そうだと思うわけです。

近しいヒトが、殺されたり、自殺したり・・とにかく遺体で発見されたら・・

（そりゃ・・運が悪かったなぁ・・）

と思う。

ボクは別に他人事だと思って言ってるわけじゃぁない！

が、どうも・・ね・・？

不可避の事故とか、設備不備の事故とかで被害者が言う一言・・。

『こんなコトになるなんて！許せません！』

うーん。
批判覚悟で書くけど、

「違うんじゃないかなぁ！？」

そりゃ一方的に相手が悪い場合も多々ある。
突然に近しいヒト・モノを失う気持ちも判る。
どこかに感情をぶっつけたい！・・判る。

が、なんかＴＶを意識して話してるというか・・自分に感情が逆流してるというか・・

うーん。
批判覚悟で書くけど、

「遺体があるだけでも良いんじゃない？」

ボクのかつての友人の中には、遺体も見つからなかったり、
行方不明のままだったり、それこそ「指だけ」しか見つからなかったりした。

行方不明なんて・・親からしたら（死ねない！）と思うんじゃないんだろうか？

生死だけでも、判ったんなら、それは幸せなわけで・・
まして、遺体が帰ったんなら、無言でも「会えた」わけで・・
なんというか、一歩引いて見ると、不幸じゃないわけで・・
許すとか、許さないの・・とは違う話なわけで・・

「北の国から」の「ジュン」になってきたから、やめるわけで・・