MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

上司の呪文

今日は皆の力が欲しい!



10/26にパニックになったことを、今、振り返っている。


振り返らざるを得ない!


ボクにこんなもろいトコがあるとは・・。
いや、ボクだからもろいのか?

ボクがしばらく「すごいウツの大波」に落ち込んだ原因となった上司の呪文がある。

別にメダパニでもパルプンテでもない。

きちんとした日本語らしい。



『お前、月曜は休むからなぁ・・』




こんな、何の変哲も無い上司のぼやきが「呪文」だったわけだ。
金曜にコレをくらって以来、何かが変わってしまった。

なぜか土日が怖くなった。
土日は「月曜の始まり」にしか思えなくなった。
「妻子との楽しい週末」から「楽しい」が消えつつある。

まだ・・ボクは・・そんな呪文を引きずっている。
が、天邪鬼なので「月曜だけは行ってやる」という精神的な矛盾が続く。
結局、一週間、連続出勤できたとしても、週末はツケが払えないくらいにたっぷりと来る。

思い起こせば10/26はボクにとって特別な金曜日だった。
「体調が悪かった10月」の中で、ただ1週だけ「毎日行った一週間」だった。

確か・・ボクは独り言を言った。

「今日はごちそうにするんですよ!久々に一週間フルでしたから!」


上司は『あぁ、そうだったか?』と言い、

そして「呪文」を放った


この呪文は遅効性らしく、夜から何かが狂い始めた。

ボクは「ねぎらい」の言葉なんか求めていなかった!


ただの独り言だと思って流してくれればよかったんだが・・


コレは甘えだ!休まないのが普通なんだ!


ボクは「ウツ人であること」を忘れた。
「一日」を「一秒」を生きることを忘れた。
数日先のこと、起こりもしないコトを夢想しては怖気づいた。
不安と焦りがスパイラルした数年前にトリップしてしまった。

ボクはこんなにも弱いんだ!もろいんだ!
ヒトはそんな「もろいもの」だと改めて、思い知った。

恋人の一言・教師の一言・家族の一言・「何気ない一言」でヒトは歯車がこわれてしまうんだ。




今日も月曜だったので「あの呪文」が鳴り響いて、出勤にはエネルギーが必要だった。

仕事は何とかおわるには終った。

退社の1時間前くらいに、上司が話しかけてきた。


『月曜に休むこと多いだろ?』


『旅行とかするとその後、休むこと多いだろ?』


『人ごみとか酒の席とかダメだろ?』



友人の結婚式が週末にあることを上司は知っている。
10年ぶりに福岡の友人に会いに行くことも知っている。

ボクは何も言えなかった。
いや、言う気もなかった。

あなたは・・いつから専門医に・・?

上司はたたみこんだ。



『今は1年の成績を決める大事な時期だ』


『もし休みがまた続くようなら「上」だって・・判ってるよな?』



ソレはパワーハラスメ・・などとは口が裂けてもいえる状況ではなかった。
(ボクの休みが多いなら、あなたも管理責任・・そういうことか・・?)
ブースでは理解ある上司なだけに、予断は持ちたくなかったが。





今日は、ただの「月曜」だったはずだ


ボクは・・もろいんだろうか?