プラス思考は良いのか?
「生き方の本」が相変わらず人気である。
プラス思考がとにかく「良い・成功の人生」を確約するらしい。
もっとも、ソレを続けて「あぁあの本のお陰だ」と感じるかは別である。
「成功」がどういう意味かよく判らないが、
もっとも、ソレを続けて「あぁあの本のお陰だ」と感じるかは別である。
「成功」がどういう意味かよく判らないが、
『お前の本のせいで失敗した!どうしてくれる!?』
を感じる。まぁ占いも一緒である。
六星・・のあの女史のカレンダーも「ご利益は期待しないでください」と示唆しているんだろう。
六星・・のあの女史のカレンダーも「ご利益は期待しないでください」と示唆しているんだろう。
・10分で自分を変える
・頭のいいヒトの仕事術、勉強術
・頭のいいヒトの仕事術、勉強術
・・・自己啓発の類がすべて悪いとは言わない。
そもそも自分の生き方が「他人からの暗示」で良くなるはずがないのである。
「きっとできる!」というフレーズに不安を感じないのは、うぬぼれである。
『やっぱりですか?じゃぁ・・どうづれば・・』と、恥の上塗りである。
『やっぱりですか?じゃぁ・・どうづれば・・』と、恥の上塗りである。
さて、「成功した偉人」は大抵、大富豪とか大企業の創始者であるとか、歴史上の偉人であることが多い。
「成功したが引退した人」や「世俗を離れて長生きした人」、「ある地域では神様的なヒト」
はあまり「成功した偉人」に表れてこない。
はあまり「成功した偉人」に表れてこない。
例えば、ロックフェラー氏は一代で「財閥」を築いたが、ソレは「間一髪の勘」の賜物であったらしい。
ピンチには心底おののき、大勢の部下や会社の長であるから表面に出せなかっただけであるという。
ピンチには心底おののき、大勢の部下や会社の長であるから表面に出せなかっただけであるという。
「どんな状況にも対応できるよう、いつもナーバスであった」という説もあり、
ボクなどは、だいたい「悪い方に常に考えて」いるから好感すら持つ!
ボクなどは、だいたい「悪い方に常に考えて」いるから好感すら持つ!
決して「プラス思考」が成功につながるとはいえないのと思う。
ロックフェラー氏もヒト、大企業の創始者もヒトである。
ロックフェラー氏の名言?も「コレは受ける!」というヒトが広めただけであると思う。
金は金を呼び、ヒトはヒトも呼ぶ。
「そのヒトと成り」が生き方を左右するのであって、金が金を呼んでいる大企業は、砂上の楼閣である。
「そのヒトと成り」が生き方を左右するのであって、金が金を呼んでいる大企業は、砂上の楼閣である。
トヨタが巨大損失!などとマスコミは大喜びであるが
「ただ世界中に拠点を持つ、弱みのひとつ」が今回の金融危機にひっかかっただけである。
巨大企業になると「ヒト」が動かしているわけではないから、マスコミは誰も批判できていない。
「ただ世界中に拠点を持つ、弱みのひとつ」が今回の金融危機にひっかかっただけである。
巨大企業になると「ヒト」が動かしているわけではないから、マスコミは誰も批判できていない。
卑怯である。
さて、金額を数字と考えると、だいたい「○兆円」ですむ。
が、数字はどこまでも上の上があって「恒河沙・阿僧祇・那由多・無量大数」で終る。
何だかマネーゲームの怪物っぽい。
「恒河沙・阿僧祇」あたりは巨大なオニっぽく
「那由多」は冷血なナンバー2という感じすらする。
何だかマネーゲームの怪物っぽい。
「恒河沙・阿僧祇」あたりは巨大なオニっぽく
「那由多」は冷血なナンバー2という感じすらする。
では「マイナス思考」で負の数になるとどうなるか?
「分・厘・毛」あたりは打率とかで聞く。
最後のほうは「弾指・刹那・六徳」となる。
最後のほうは「弾指・刹那・六徳」となる。
「刹那(せつな)」あたりは響きがいいのでよく聞くが、負の数であるから、マイナス思考である。
「弾指(だんし)」は禅の世界で「言葉でない何かを伝える」という方法で「指を弾く」こと。
ポール牧の指パッチン
である。
彼は禅寺のヒトであるから、奥深いギャグである。
そしてマイナス思考は最後は「絶望か死・無」が待っていそうであるが、
何だか、すがすがしい感じがする。
金の臭いが全くない。
金の臭いが全くない。
長くなった。
ボクは来年は「マイナスなプラス思考」で行こう!と思った。
難しそうである。