退院~生きる理由~
お陰さまで退院しました。
(主に職場以外に言っている)
「地主」ばかりだと思っていた「シリマーク(前記事参照)」の病院だった。
はずが・・
はずが・・
大腸ガンのターミナルケア的な専門病院も兼ねていた
6人部屋で地主は2人・・。
他は「まぁ家族が付き合うまでもないが・・ガン」の患者さんであった。
ボクは「決して他所で職業をオープンにするな」的なことを言われているが、
入院中は聞かれたら素直に答えていた。
入院中は聞かれたら素直に答えていた。
皆、若い?ボクによく話しかけてくれたし、話も面白かったので、ボクも聞いて回った。
リハビリしていたり、年配の奥さんでは補助できない同室の方の補助もした。
リハビリしていたり、年配の奥さんでは補助できない同室の方の補助もした。
患者さん皆が、自分がもうすぐ(やがて)死ぬかも・・なんて思っていないのだ。
このジジババが・・なんて謙遜していたが生きてりゃ何とかなる。
医学や薬が進化すれば、後は自分が何とかする!そんな自信で満ち溢れていた。
このジジババが・・なんて謙遜していたが生きてりゃ何とかなる。
医学や薬が進化すれば、後は自分が何とかする!そんな自信で満ち溢れていた。
あぁココでは「生きる理由」なんて要らないんだ!
看護士さんの方が、てんぱってていて(深夜)患者さんを結構乱暴に扱っていた。
忙しいのは理由にならない。
ジジババのシモの世話なんて・・が、それが仕事である!
自分の仕事に誇りをもてないなら、やめるべきだ。
忙しいのは理由にならない。
ジジババのシモの世話なんて・・が、それが仕事である!
自分の仕事に誇りをもてないなら、やめるべきだ。
コレが過激な異見なのは判る。
が、思った。
看護士に『余計なことしないで!』と夜中に言われたが、
トイレの介助は祖父の経験で出来た。
やれるから、やっただけ。
できない、あるいはココは看護士が・・と思えばボタンを押すだけにした。
トイレの介助は祖父の経験で出来た。
やれるから、やっただけ。
できない、あるいはココは看護士が・・と思えばボタンを押すだけにした。
高齢化ばかりが問題になっているが、医療を進歩させれば当然のコトである。
名文句は名文句である。
ボクはウツであることを言わなかった。
言えなかった。
言えなかった。
ボクの言う「生きるのに理由など要らない」との言葉が、ソコでは軽く感じたから。
さて、年配の女性にはけっこう、もてる?ので、夕食とかは楽しかった。
『あなた、大映の・・の若い頃そっくりよ?』
『ディックミネをもう少し日本ぽくした感じね?』
『近江敏郎(字が不明?)もそんな目をしてたわ?』
ニヤニヤしながら心中もやもや叫んでいた。
どうも「昭和初期」に生まれていれば「もてる顔」らしい。
残念だ。
この顔を好いてくれる方々はみんな「天国に近いヒト」ばかりであるらしい。