７０年代ゲーマー

ゲームは好きであった。

ただし、インベーダーゲームと平安京エイリアン、ピンボール限定である。

インベーダーはＵＦＯ狙いでとにかくよく自滅した。
見方機は隠れるトコ（トーチカ）を無意味に崩して、よく自滅した。

平安京エイリアンは４方向に穴を掘るという、諸刃の剣で、よく自滅した。

ピンボールはハイスコアが自分じゃないと気に食わなくて、
晩までやり倒して、小学校で寝ていた。

ファミコンが出た頃は、もうある程度「冷めて」いた。

スーパーマリオは９-１ステージが見たくて「テニス」と本体を壊した。
ゼビウスとスターフォースは、はまったが「無敵コード」が出てやらなくなった。
グラディウスも同じ。

やっぱりゲーセンで金をかけてやるのが好きで、散財した。

アルゴスの戦士やアルカノイドに幾ら使ったか知れない。

まぁ１ばん燃えたのは

１０円を指で弾いて、ゴールに入るとガムが出てくるヤツ

今でも北海道の奥地では現役で頑張っている。

と思ったが「初代ドラクエ」を発売日に買ったことで、今に至る。
「ほりいゆうじとりやまあきらｗにくすどらごくえすとだよ」
と入力すると「かにょ」なるレベルの高い戦士が出る。

裏技であったが、そんなコト知らず、なんとなくレベル上げをして、

こんぼうで竜王を倒すんだ！

・・・血気盛んなオバカゲーマーであった。