MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

占いとは統計学である

占いとは統計学である


ココで終らせたいが、書き逃げも嫌なので。

占いはズバリ当たっては困る。
そこはかとなく当たらずとも遠からじなら良いのである。

統計を生業にしている企業は多い。
シンクタンク(○総研)なんかが主だが、市場調査つまりどうやれば売れるか?
意識調査つまり何が欲しくてどんななら買いか?なんかを調べている。
そういうトコには、基本的過ぎて要らないけど捨てるのもなぁというデータが増えてくる。


高いものを食べると元気が出る


良い服を着ると雨が降る



こんなもんが一例である。
行動学なんて大したもんではなく、ヒトというのは「なんとなくそういうもんだ」
という枠の中で、同じようなことを繰り返していないと気持ちが悪いのである。

動物としてみると、
春は陽気になり盛んであるが、生体サイクルとしては不安定。
夏はサイクルが活発であり充実。
秋はサイクルは若干波があるがまぁ安定。生殖期。
冬はサイクルは激しく上下沈滞。不安定。

死亡率原因なんかの統計をあてはめる。
春は経済上の自死が多い。注意不足の交通死も多い。
夏は水の事故が多い。レジャーが暗転するケース。
秋は病死が多い。冬を前に悪化するケース。
冬は自然死が増加。生体サイクルに起因。

ここで、四季ではざっくり過ぎるので一ヶ月単位で区切る統計も出てくる。
当然ながら季節行事・通過儀礼なんかの影響が出てくる。
春でもGWあたりは、充実している反面、交通死は急増する。

一ヶ月を30日でみると、上旬=安定浪費 中旬=安定堅実 下旬=不安定浪費
なんていう「悲しいさが」も見え隠れする。

さて、占いは雑誌とかネットとかの広告媒体に使われる。
何度も書いてはいるが、使われる以上、


ベクトルがかかるのである



6月1日発売の女性ファッション誌、占いコーナーてんびん座のあなた!

夏に向けて充実しそう、自己啓発が吉!


結果として統計学は関係ない、当たり外れのなさそうな内容に落ち着く。


女性誌ということを忘れて自分の占いをしてみる。


かに座のあなたには素敵な男性との出会い!butジコチューは不可

かに座でなくてもジコチューは不可である。
別に、素敵でも、男性との出会いはあまり望まない。

ボクは毎朝、新聞の占いで「ラッキーカラー」を見て服を決める。
その日、何か不都合があっても占いのせいにして言い逃れができるのである。


ラッキーカラーは銀!!


銀・・


何となく時計が銀色だなぁ・・と合わせるくらいで、銀のスーツは持っていても着ない。


ラッキーカラーは桃!!


そんなスーツは持っていても出番はなさそうだ。

ゴレンジャーの歌詞でも「ピンク」は苦しんでいた。

赤い情熱とか黄色い砂塵とか、勇ましい歌詞が続き、


ピンクの頬の五人の戦士



苦しい。苦しい。


脱線した。
さて、六星占術は当たって当然なのである。
沢山の著名人の人生を聞き出してメモする作業。
サンプルが増えれば平均も信憑性が高くなる。
あとは核心以外の部分で、なんとなくコビを売れば良いのである。

あの本の核心の部分、芸能人をひとり例示して、ホレホレとかざすページ。
統計学である以上「最大公約数なヒト」というのは使いやすいのである。

もうすぐ父の日である。
時代を無視して、統計上・・とネクタイを渡しても複雑である。
このクソ暑いのにネクタイは拷問であり、クールビズで排除されているのが現実である。