MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

高熱と悪夢の初体験?

こっそりと堂々とココに記す。
ほかに書庫がなかったのである。

新型インフルで連日「あまりみない」夢をよくみる。
「幻聴」はインフルのお陰で治まっていたが、今は多分ヘムル語?で商談中。

それはさておき、
おかしいのは「夢ではない」トコである。
ボク自身が忘却と深遠の彼方にぶん投げたはずの、事実であろう・・ことが見えたのである。
JOたちとのことは別に書くとして、

初体験!!


そうである。
昔は、裸電球に小便くさい畳で「天井のしみを数えてれば終るよ」
なんて言ったあの破瓜、筆おろしのことである。

ボクは小学校のあの「なぞの保健の授業」を聞いていなかったし、
友人も絵だけ見ていて、さっぱり自分には関係のない話だと思っていた。
子宮のヘタな絵をOHP(古い)で見せられ、

『女は腹の中に、ウマの頭蓋骨があるんだぁ!?』

「ウマでもアレは古代のエクウスじゃんか?」

なんて調子で、ほとんどが、何故皆のぼせているのか判らない状態であった。

ガンプラでギャンを買っただとか、あんなもんウルトラマンの敵キャラだとか、
ザクレロをついに買っただとか、あんなもん・・付属のガンダムだけよこせとか・・

チョコバットの当たりを出すのに命を何回も掛け、
きなこ棒のヨウジを、歯茎に突き刺し、「先が赤い!おばちゃん当たりだ」と・・
つまりタダのはなたれのガキだったんである。

脱線。

多分義務教育中、それも多分中学じゃない、そんな時期。
知らない女子がやってきて、○くんでしょ?という。
通り名を使う前で、そんな知恵もなかったから、ハイハイと着いて行った。
ジャージじゃなくて洋服なんか着やがって、こんなでかい家で、何様だ、あとでいじめてやる。

どこまでもガキでした

『折角来たんだから上がりなよ?』

「知らないトコには入らないように言われてるんだ」

『誰に?』

「親と先生・・」

女子はケタケタと甲高く笑って、二階の自室に招く。

『この家、私だけなの』

「買ったの!家!?100万?」



(この時点でとても恥ずかしい、リアルなパソコン前のボクである。)


兄がいるというので、留守の部屋に入り、
1/100のドムの首が回る改造とムギ球を仕込んだヒートサーベルに見入っていた。
人体模型と1/60メカニックガンダムが並んでるあたり、只者じゃないし悪趣味だと感心していた。


『何してんの?こっち、こっち!』



なぜか女子は裸でベッド。こいつ絶対に頭おかしい。ボクは客だ。まずはコーラか牛乳だろ。
グンゼ子供用以外のパンツって何だあれ。何で母親と同じものを女子が胸にしている。
トイレの芳香剤より良いにおいのこの部屋は何だ。なぜ本棚にドラえもんがない。
こいつ絶対に頭おかしい。スパンクのポスターがあるけど折り目がない、本屋から盗んだか。
全員集合とか見てるんだろうか。加藤茶のちょっとだけよ♪の見過ぎだろうか。
何を近づく、近づいたらさっき買ったコロッケやらないぞ。近づくな、近づくな、こいつ絶対・・

キスされた。舌をかまれた。


「汚い!あ、良いにおいの消しゴム食べたな、お前!?」


(この時点でもっと恥ずかしい、リアルなパソコン前のボクである。)


そのあと、いいようにされ、音楽でも流そうか?とか、こいつ絶対頭おかしい、から抜けない。
ところが、女子はやめないんだ。ジャージとパンツを一緒に・・

やべぇ・・弟のパンツ借りたから「H」ってイニシャルが・・

クスクス笑いやがる。むかつく。こいつ無視して帰ろう。6:50からドラえもん

『きれいでしょ?みてごらん?』

ボクとは全く違う。在るものがなくて・・そいつは・・なんだ・・。

『きれいでしょ?みてごらん?』


「バカかお前!待ってろぉぉ!!」


いるんだ、こういう勝手なことする女子が、だから・・畜生。
勝手に居間を物色して、やっと見つける。







「おい!マキロンばんそうこうだぁ!!」




そう、アレは傷ではないのである。

が、ボクは最善を尽くしたのである。

女子は声がなくなるまで笑った。


ひと月ほど付き合い?してみたが、駄菓子もマンガもなけりゃガンプラもない。
大人の世界はとっっってもつまらなかったのである。

それでも、次の日、新聞を一面(テレビ欄じゃないほう)から読んで見た。

読める気がしただけである。

コレを悪夢と言わずして、なんと評する。

こんな記事を書いて、やはりタミフルの異常行動だと思う。