MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

目玉のオヤジぃ~!!

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オヤジの声優の、田の中勇さんが亡くなった。ショック!
ゲゲゲの鬼太郎の主役ともいえるあの声!素敵な方であった。
目玉のオヤジは、確か、集落が流行り病で全滅するところから出てきた。
鬼太郎を身ごもったまま母は死に、墓場から鬼太郎が生まれ卒塔婆で片目を失明する。
死ぬに死に切れない「オヤジ」は半分腐っていたが、その精神と未練で目玉だけで復活。
墓場から赤ん坊の鬼太郎を連れ出し、教育する・・すごいなぁ・
前は「墓場の鬼太郎」というタイトルであったはず。
猫娘もまったく可愛くなく、それがまた妖怪っぽくてよかった。

原作はエロもグロも丸出し


ソコがボクには急所ですっかりはまった。
最近の子供向け?だか、長寿アニメ狙いの路線は好きじゃない。

ボクのようなオヤジは昔が良いと必ず言う・・


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コレはねーべさ!?


ゴスロリだか何だか知らんが、ヲタは多分はまらないと思うし、子どもは泣くぞ?
だが、いい大人の中でも猫耳をつけてコスプレが出る始末。
もう始末に終えない。


田の中勇さんが声をやることで「恐怖妖怪マンガ」から一歩一般向けになったと思う。
風呂が好きだったり、酒を飲んだり、ドジを踏んだり・・
目玉だけだが表情があり、人間味に溢れていた。

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そういえばこの名作もチャンピオンで連載から暫くは、
単行本に「恐怖マンガ」と区分されていた。
やがて「ヒューマンドラマ」だったか「人間ドラマ」に変更になった。

人面痘痕とか無頭児とか、とにかく当初は編集サイドであろうが「畸形」が多かった。
ピノコも、内臓を持ちながら外側を持っていない・・という畸形で登場した。
次第にジャックの人間性が読者の支持を得て、稀代の名作となった。
手塚氏は徹底してやれるとこまで書かないと気がすまない方であったらしい。

が、編集サイドは『あぁ、ここでまたジャックが例の方法で・・』と横槍を入れる。
連載も最後の方になると、例外的だが、手塚氏が紙面(マンガのコマの中)で吼えている。


『最後まで好きに書かせてくれい!』



売れっ子になると、新しさを次々に求められる。
ボクは何も生み出さないのに、やっぱり新しいものに興味はある。
新人アイドルとか、最新電化製品とかは全く興味がないが・・
「ニューグラビアアイドル」にはついつい目が行く。

あ、ボンボン時計が鳴った。寝るか。
ボクは古いものも大好きである。