MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

どした?

娘と息子がダブルで風邪をひいた。
今年の風邪もたちが悪い。
娘は歯の矯正マウスピースをくわえて寝ているので苦しそうだ。
娘には悪いが、10ラウンド越えのロッキーのようなカオだ。
息子は乳幼児だが、こちらも鼻がハナクソとその類似物で土砂崩れがひどく大人よりイビキをかいている。
さぞ苦しかろう・・と思うが特段何もできない。
 
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娘はムズムズと起きては咳をしている。
妻がすかさず起きる。
 
『どした?』
 
母の声を聞いた娘はホッとして水を飲んで寝る。
母のほうに顔を向けもう一度夢の中に行った。
ボクのほうにはオナラをくれた。
 
息子はどうにもむずかってムズムズゴロゴロとしている。
中空をつかんで何か訴えている。
ボクは半身を起こして様子を見る。
そろそろ抱っこでもするか。
妻がすかさず起きる。
 
『どした?』
 
 
母の声を聞いた息子は心底ホッとして乳をまさぐって寝る。
ボクのほうをチラッと見て寝る。
カオにはなんだか諦めの文字が書いてある。
(お前には期待してないから寝てくれ)
 
ボクはゴソゴソと起きてココアを飲もうとする。
妻がすかさず起きる。
 
『どした?』
 
妻はボクに向かっても同じトーンで同じ事を聞く。
そんなに心配していたらいつ眠るんだろう。
明け方に、そんな妻が心配でそっと髪を触ることがある。
 
『なんじゃ!?』
 
何でもない、と言うと、じゃぁ寝ろ、と言う。
つまり、家族は妻であり母という存在に甘えているから安心しているのだ。
コレで、ボクしか家におらず大人はボク一人になると全く違う。
娘はお姉ちゃんになり、息子のよきパートナーになる。
息子はボクに『母はどこに行った?いつ帰ってくる?』それしか聞かない。
娘はボクに多くを期待しないが、甘えてくることも多い。
息子は、戦隊シリーズの遊び相手(敵)として認識している。
戦いを挑まれる。
 
『おろかな地球人め!』
 
まったくおっしゃる通りでございます。
ボクも乳が出るんだぞ?と誘ってみる。
毛の生えた乳首を一瞥して、息子は機嫌が悪くなる。
 
『おろかな地球人め!』
 
まったくおっしゃる通りでございます。