MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

氷点下は省略

今日は15℃から20℃くらい。
クリスマス寒波というやつだ。
ホワイトなんとかはあたりまえで、ダイアモンドダストは日常的に観られる。
キグナス氷河が必殺技にしているらしいが、多分ボクは全然OKである。
カミュ師匠がオーロラエクスキュージョンをやっても、多分防寒服で大丈夫だと思う。
しつこいが「氷点下のマイナス表記は略」している。
ここでは常識。
逆にプラスは「プラス!?」となる。
下手にプラスは要らない。
融けて凍ってを繰り返すから、路面が危なくなる。
『濡れた氷はすべるけど、乾いた氷はすべらない!』と大捜査線で踊っている人が言っていた。
真っ青なウソです。ガンガンすべります。
歩くには10℃や20℃がちょうど良い。
キュッ、モギュッ、と歩くたびに長靴が鳴る。しっかり踏みしめている証拠だ。
みんな走ったりジョギングしたりしている。
雪は冬の生活に馴染みすぎているのだ。
「今夜は雪が・・」なんて言うと、大都市圏は大騒ぎらしい。
便利というのは弱いものね。
このまえ「30℃を体験しよう」というのに行ってみた。
内地の観光客は準備の5℃でワーワー言っていた。
地元は・・・と無感動。
30℃の部屋でやっと・・・・?という反応。
係員もさぞむかついたであろう。
 
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公園のイチョウや松が樹氷みたいになっていた。
元々眠っている生気が、水分を通して華を咲かせるわけだ。
ウツ人もそうでありたい。
寒い人生の冬の中にあっても、何かのきっかけで華がにじみ出ることがある。
それだけを信じたって生きる価値は十二分である。
 
戻って、車に雪が積もったのかと思ったが、ふっと吹いてみると判る。
息の速さと同じ速度できらきらと舞い散っていく。
あぁ、冷えただけか。
十字架を模した結晶が、そのままの形で鬱蒼とくっついていて、それが雪に見えるだけだ。
冷えれば、ありとあらゆるモノに白いヒゲが生える。
この時期は全てがサンタになるわけだ。
息子はサンタをずっと待っている。
毎日せっせと、かろうじて解読できる手紙を書いている。
息子も娘も外で遊ぶのが好きだ。
前髪もフードのファーも凍ってくるのだが楽しそうだ。
人間は強く、子供は最も強い。
 
子供は風の子、雪の孫。