MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

禁:禁煙

ボクはスモーカーである。
一日10本は吸わない、しみったれたスモーカーである。
一箱400円を越す時代になった。
喫煙者とは、自分の健康管理すらもできない人種だと云う偏見に満ちている。
実は全くその通りだから、嫌な時代だ。
いや、時代ではなく、ただの多数決である。
少数派が、喫煙者でありタバコメーカーであっただけである。
 
ご存知の通り、タバコには全く栄養分がない。
病気の原因になる悪性の物質や粒子が多数混在している。
純粋に毒なのである。
タバコは薬にはならない。ただの毒である。
だからスモーカーは吸うのである。
タバコが薬なら、吸えば吸うほど元気になり、心身ともに充実することになる。
スモーカは吸えば元気になりリフレッシュする。
実際は違う。
タバコの成分に脳が快楽だと騙されているだけで、その快楽を繰り返すために吸うわけだ。
そこまで判っているから、毒としては不足である。
原因も対処も判らない方が、毒としては有効である。
どこまでも毒である。値段は高い。吸っても、誰からも好かれない。
・・・。
やはりココがタバコの魅力である。
有名なスターがタバコを吸っていて格好いい、とか、
タバコは男らしさの象徴であるとか、
俗世間とは少し離れたアウトローな存在としてのアイテムだとか、
 
そういうことはスモーカーは誰も思っていません。
 
ただ吸いたいから吸うのである。
吸わないといられないから吸うである。
タバコがタバコの味だから吸うのであり、他のものでも構わない。
自分の指がタバコならずっと吸っている。
ペンがタバコでもやはり吸うだろう。便利だ。
同僚の乳首がタバコなら、金を払ってでも、やはり人目を忍んででも吸うだろう。
格好良いとか、悪いとか、そういうモノじゃないのだ。
タバコを吸う人は、ただの吸う人であり、何の特徴もないのだ。
タバコを吸うから、健康管理がどうのとか、そういうのはすり替えである。
ガマンしろと云う。
ガマンできるとかできないとか、そういうレベルのものでもないのだ。
スモーカーに「私とタバコとどちらを選ぶ?」と聞けばよい。
聞いたところで、自分があの臭いタバコ未満の存在だと気付く。
タバコは無敵だ。
タバコを捨てて「禁煙」なるものに行く同志が多い。
丸腰で戦地に赴くようなものでやめろと言ってもやめない。
そして結局戻ってくる。
また「禁煙」をする。
ははぁ・・やはり「禁煙」とは病気であるのだ。
 
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ボクが店に入る。
『禁煙ですが宜しいですか?』と聞かれる。
禁煙病に侵されている店ですが、としゃあしゃあと言う。
「嫌です」と店を出る。
それで済む。
かなり前に訪問した時点で、東京では禁煙がまかり通っていた。
だから行かない。
それで済む。
外では吸えないのなら、外出しなければ良い。
吸える所だけ調べて目指して行けば良い。
 
バスを待っていたら、タバコを吸っているオジサンがいて、嫌な顔をされていた。
バス停に灰皿があるのでボクも便乗して一服した。
若いのから、オバサンまで一様に軽蔑した。
ボクらスモーカーは携帯灰皿を持っていた。
少し離れて吸っていた。
『マナーを守ってくれる?消してくれる?』と言われた。
 
「吸うなと言った時点であなたがマナー違反です」と言った。
スモーカーに吸うな、とは。
殺されても文句は言えないのだ。
タバコは無敵だ。
「1本いかがですか?」と差し出した。
オバサンは吸わなかった。
吸えば良いのに、と思った。
 
(追記)
更新したら、「禁煙外来」なら○○・・と出た。
専門外来まであるのか!?
・・やっぱり禁煙とは病気じゃないか。