MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

人の皮をかぶった悪魔め!

女が男に怒鳴っている。
男が浮気をして、それも一人でもないらしい。
男は怒鳴られながら上の空だ。半笑いだ。
女は侮辱されたと思い、すわった目をあわせて言う。
 
あんたは・・人の皮をかぶった悪魔だよ!?悪魔め!・・
 
名言である。
それも当たり前すぎて、全く響かない名言である。
「水は低きに流れる」のような、ナンだしソレは?という格言である。
 
男の殆どは、皮をかぶっているのだ。
人なのだから、人の皮に決まっている。
割礼の習慣のないアジア圏ならなおさらである。
それを飛び越えて更に、悪魔め、とは傑作。
一皮むけば「悪魔」とは・・・かぶっている男にとって、これ以上の賞賛はないと思う。
言えば言うほど男を増長させるだけで、何の侮辱にもならないし、猛省を促すには何の効果もない。
皮をかぶっていた、そう思っていた男は、「かぶってはいるけど悪魔」という言葉の響きに酔うだけである。
悪魔とは、小悪魔の例を出すまでもなく、往々にして肯定的に受け取られる。
・・・。
 
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意味は判ったかな女性陣?
さて、
 
一皮むけたなぁ!?立派になったなぁ!?
 
どんなに、見違えた功績をあげても、こういうことは言ってはならぬ暴言である。
コレを未成年に使えば、親戚と言えども犯罪である。
成人といえども同性といえども、放てば刺さる言の葉である。
ただのセクハラである。
 
人の皮をかぶった悪魔だよ!?悪魔め!・・
これを女が多用するには理由がある。
男のソレは外形が露出しており、視覚的に判りやすい。
一方で、女の同等の性質のソレは、隠匿され、人の皮はかぶっていても機能には違いはない。
さらに、
一般的に女がかぶる人の皮とは、「化粧」という通称で呼ばれるため、言葉的に暴言になりにくい。
人の皮をかぶっているのが通常で、ソレを脱ぎ捨てることが恐怖にも近い・・。女のサガである。
化粧を全く落とした女の顔を見てみれ良い。
 
どちらが悪魔かは、多数決不要のことである。
何より女本人が、人の皮がなければ、自分は悪魔より醜いことを知っている。