中三病とは
中二病と云うらしい。
魔術、召還、古代文明、失われた・・・都市伝説、
総じてオカルト的なものや架空のものに自分を投影した現実逃避である。
ボクは未だに古代文字とか、古代の数学とか大好きであるから中ニ病である。
未だ義務教育である。
コレが高じると中三病になる、と個人的に断言する。
尾崎豊氏が歌ったことでも有名である。
「自分がどれだけ強いか知りたかった♪」というアレである。
メガネをかけた小太りな青年が、カードゲームで友人に勝ち吠える。
グラップラーを読んだ女子が漢(おとこ)を語る。
色んな弊害がある。
・ 強敵と書いて友と読む
・ ケンカ越しで話す
・ コラとかオラとかいう
・ いじめられることが恥だと思いいじめる方に回る
・ ナイフをしのばせる
・ パンクなしまむらの服を着て凄む
・ 童貞と処女が増える
中一病は「やりたい」であり、ソレがカルトトリビアになり、殴りたい殺してみたいとなる。
萌えオタク諸氏は全員義務教育の最終段階であるわけだ。
いずれの病にしても、ソレが病気とはできないから医療もお手上げである。
ボクは小学生で中二病をこじらせた。
未だにUFOはなんとかできるんじゃないか・・と信じている。
反時計回りにコマを回すと、時計回りより重さが軽くなるのだ。
コレを際限なく繰り返した偉い科学者がいて、反重力を唱えた。
ソレは「そんなバナナ!?」という多数決でムーに載っただけで消えた。
残念。
UFOの下にある三つの三角に配置された物体は、反重力装置である。
一つが反重量であり、一つがスカラー、残りが方向を決める。
UFOがシュンと消えたり、高速なのは全て説明できる。
光る・・と云うのは多分安全のためででパフォーマンスだと思う。
やはり夜は暗いんだろう。
最後まで「自分の研究」を公開せずに死んだから、あるいは、あるいは!である。
賢者の石は存在するが固体とか物質ではない。
製法のことである。
だって錬金術だもん。
ニュートンは女が怖くて嫌いなくせに、童貞を恥じた。
ホラ、中学生っぽいでしょ?
ボクは少年ジャンプのようなバイオレンスに憧れたが、中三病にはなれなかった。
なぜならJOが友人だったからである。
国籍不明の輩とつるんで、いつも傭兵をやっているのだ。
戦争が大好きなのである。飯を食っているのである。
ボクは、結局ナイフこそ最強だと思い知るのである。
バイオレンスには縁がなくなったが、暴力は嫌いである。
殺されそうになるのはまっぴらだし、誰かに殺される日常的な社会など怖い。
歌舞伎町でマフィアと警察がうごめいているのだ。
彼はまだ中三である。
どんなに強がってもダメである。
西原女史に「新宿鯖(サバ)」とさらりと書かれていた。
合掌。