AKBとかにひとこと
毎日違うニュースがあるものだ、と感心する。
最近の猛吹雪で救急車同士が衝突していたが、それはニュースにはなっていなかった。
もっと凄いニュースが世の中にはあるのだ、と思った。
スーパーでおばちゃんが「野菜の袋詰め放題」で勘違いしていた。
玉ねぎの袋に、人参を詰め込んでいた。ソリャ入るよなぁ。
で、レジでもめた末に勝って買っていった。
これもローカルニュースにもならなかった。
もっと凄いニュースが世の中にはあるのだ、と思った。
今日、堀江氏が仮釈放になったらしい。
30キロの減量!・・となる前に30キロもの肉のつけ方が知りたい。
ボクは太れないのだ。
ボクは憲法をかじったので、これがどえらいことだとは何となく判る。
立法・司法・行政の三権分立と云うのは、互いに中立で、牽制しあうものではないのだ。
例えば・・・?うーむ・・例えば、小中学校で授業による格差が出る。仕方ないのだ。
どんなに子供同士の勉強に格差があっても、そこに親が出て行って『何とかしろ!』とは言えないのだ。
まして『格差はひどいし、大体、こっち(親)が何とかしろと言ってるのに学校はなんなんだ』とは言えない。
子供を預けて教育を受けさせるのが義務であり、学校は義務でやっている。
統治行為とか温情判決とか呼ばれる類の判決は、つまり立法への方便である。
(重要判決と骨子を、高校で習うところもあり驚いた)
そして、今回は「違憲・無効」ときた。
憲法に触れているのに、放置した!司法判断を無視してきた、けしからん!
完全に、司法が偉いと思っている頭の悪い男の言い分なのだが、裁判長は女性だった。
おそらく女装したおっさんなのだろう。
シカトが嫌いなんだろう。
ニュースになりたいんだろう。
無効だと?選挙のやり直しなどしたら、権謀術数の国会で当たり前に何かが起きる。
野党がひとつだけになるかもしれない。
海江田さん、海に帰っちゃうかもしれない。
ニュースになりたくないのに、ニュースを創る立場も不憫である。
AKBの総選挙に篠田さんが早くも出馬し、過去の若手への挑発がニュースになっていた。
ベテランも大変だ。心中を察するに涙がでる。
やっと手に入れた今の地位なのだ。
そこで挑発などしたら、ビッグマウスとしてファンはおろか、一般人からも干される。
後輩に向け、AKB(とそれに類するグループ業界の維持の)ために敢えて厳しい筋を通す。
そこを通すところに、通さなければならないところにプロの厳しさがある。
用意された椅子に胡坐するアイドルは要らないのだ。
AKBと同様のメンバーの家族を思う。
元気にいるか、食べているか、眠っているか、変な人につきまとわれていないか、殺されないか・・。
親からしたらそういう当たり前の心配をしているのだ。
そこにきて総選挙、メンバー交替、卒業、左遷、嫉妬羨望・・・
我が子が商品にされ、商品としても血を吐きながら踊っている。
業界人からは「あぁ口パクだ」と笑われながらも、笑顔で歌っている。
起きて潰れるまでの一日をウツ人よりも厳しい濃度で生きている。
北海道にようやく春が近づいた。
氷を割って道路を出したが、融ける感じでは、まだない。
まだ更に厚い氷の下に花の気配はない。
花は時が来れば咲く。
人も咲くのだが、若者は早期のハウス栽培で咲かせられることが多い。
ニュースになったら使い捨て。
咲かぬ花のなきこと哉。