MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

一日が明日へ続く

やっぱりもう、24時間以上起きている。
フルで動いている。
亦楽しき哉。
父の日だった。
妻子が一生懸命に言うので「好きなこと」とやらをし尽くした一日が過ぎた。
パチンコ屋やネットカフェが混んでいる様子だ。
近所からおとうちゃんの姿が消えた。
なるほど。
「父の日?好きなこと?一人にしてくれ・・」と云う男の本音が垣間見える。
ボクも一人は好きだが、それ以上に楽しませるのが好きだ。
怒るより、泣くより、愚痴るより、笑う方が良いに決まっているのだ。
 
妻の友人が遠方から来たる。
亦楽しき哉。
もてなしが嫌いな妻だが、ボクは大好きだ。
先方のアレルギーもちを知っていて、アレルゲンたっぷりの甘味を買って食わす。
亦楽しき哉。
子ども達と蒸し暑い中で遊ぶ。
ご近所子どももチラ見しているが、いつも遊んでいるので無視した。
 
娘に久々に新品を買おう!と貯金をおろす。
『何が食べたい?何がしたい?』
妻子は聞くが、今こうやってしているじゃないか。
『ちちの好きなのは、あんたでしょ?』と妻が娘に言う。
娘はあぁ・・と言って、照れて微笑んで後部座席におさまった。
息子は珍しく助手席で、かなりいい加減なナビをしている。
息子だけと遊ばず、普段、色んな子と遊ぶので、息子は車では助手席に滑り込む。
こうやってボクの隣を取り合っていることが、ボクの幸せなのだ。
ソレが子ども達にとっても幸せであれば良いと思う。
(ウソです。ボクが勝手に好きなだけです。)
 
娘に浴衣を買った。
息子にはアイスを買った。
妻はタイヤキを食っている。
亦楽しき哉。
偉人が言ったという、衣食足りて礼節を知る、というのは、ありゃウソだろう。
フルチンで空腹だったから、礼儀を説いても誰も聞かなかっただけだろう。
あいだみつを氏が名言を書いている、と書いてあったが、アレも適当だろう。
年寄りなら何を言っても名言になるのだ。
ならなければ年寄りじゃない。
 
・ 古いものを出さなけりゃ 新しいものは入らないんだなぁ
 
そうだなぁ 年寄りが死なねぇと 若いもんが何も言えねぇもんなぁ
 
 
・ くさびだから大切なところに打つ 見えないところに打つ
 
当たり前だなぁ 見えねぇからイタズラされるもんなぁ 見えてもイタズラしてぇんだけどなぁ
 
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旭川の誇る「三番館」の今日の川柳
 
「紙おむつ オレも穿いてる ブランド品」
 
三番館の近くで、アメリカン雑貨を売っている、無駄に格好良いおじさんと話し込む。
家族に逃げられてまで、趣味で集め続け、店をはじめたという。
『カネとネットがあれば何でも買えるよね・・』
コレも名言。
店をやっているヒトが飛ばす暴言ギリギリの名言。
父の日にこそ相応しい出会いであった。
 
散々、傍目にはボク以外が満たされて帰宅。
妻は気を使い『早く寝なさい?』と言う。
娘は腹も何も満たされ寝た。
息子は 『ボクが仮面ライダー問題を100個出すからね!?』と、風呂で息巻いていた。
一問目から、自ら首を絞めて悶絶しはじめた。
『コレは誰の変身でしょうか?』などとのたまう。
 
知らねぇよ。
 
 
こたえは「真」だった。のっけから難問。
二問目はブレイドの戦闘シーンの挿入歌、オリジナルメロディーだった。
酸欠になったらしく、息子はすぐに撃沈。
 
妻はさっき起きてきたが、家事がおわっていると伝えると寝た。
お疲れ様。
今日もありがとう。
 
 
自分のしたいことは、自分以外のヒトのこと。
人としてある意味失格かもしれない。
亦楽しき哉
 
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