MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

スーパームーン

狼男は満月に変身する。
満月である必要はなく、別に月さえ出ていれば良い。
月の光は、更に月の周期はヒトを幻惑させ、狂わせる。
これは人類発生以降、良く知られている。
大脳の深い部分は太古から、月の周期に敏感であり、感情より深い部分が反応する。
脳科学でも知られている。
イメージ 1

太古から暦の制定と改暦には、戦争や生け贄など、負の歴史が多い。
理由は「神の仕事」だからだ。シャーマンや陰陽師が最古の職業で神がかりなのは、来歴をそこに発しているからだ。
ボクは民俗学が趣味だから、月は面白いと本当に感じる。
「神話」などでは、月の魔物と云うのは余りない。
女神や楽園は月に因む。
アルテミスやビーナスは月に因むが、一方で魔性も含む。
月の形容詞、ルナティックとは「狂った」と云う意味。
アジアでは月は陰陽道の陰として意味深いから、扱いも慎重になる。
月とは「憑き」であり「撞き」である。月のもの、とは女性の生理であり、月経とは28日の月の周期まんまである。
女が狂う月のもの、ルナティック。面白い。
まあ、概して太陽暦より太陰暦の方が歴史がある。
ウツ人としては、やはり夜に起きているから、ルナティックに分類される。大昔からメンタルは「憑きもの祓い」の対象になった。
全く西洋は乱暴だ。
が、日本や中国も大差ない。
かぐや姫は、おそらく生理の重い気性の荒い不細工だと思います。貴族か何かが、口封じをしておいて、月に帰った、としたのだろう。かわいそうに。

狼男は、ただの夜遊び男であり、月光仮面変態仮面であっただけの話。
月に代わってお仕置きされるのは、確実に女であり、月はそもそも呪いはしない。

蟹や魚が、満潮時に産卵したりするのは、太古からの「月のもの」であり、何も不思議はない。

スーパームーンと云うらしい。
今宵ばかりは外出は控えた方が良い。

男は狼なのだ。
特に下半身が毛深い。
執念はもっと深い。

赤ずきんちゃん気を付けて。
 
 


(注意1:この記事は先日書いて、放置されておりました)
(注意2:記事にせず放置されている記事・ネタがノートごと放置されています。
 可燃ゴミにも随時出しております。)