暑いから
暑い
北海道でもこうなのだから、もっと南は更に暑い。
北海道より北はないから、ココで堪えないと後がない。
「暑い暑いと言うから暑いのだ」!
「暑いといわなければ暑くなくなる!」
そういうお年寄りも、最早、いなくなった。
おそらく「暑い」と言わずに、じっと堪え、気がついたら身体が硬直していたのだろう。
暑いときちんと言う。
水分を摂る。
日中の外出は控える。
エアコンをつける。
電気を使うことを知る。
原発にこっそり期待する。
30度 頭が朦朧として、あちこちで「脱ぐ男たち」が捕まる。
36度 平熱だが、気温が同じなら平気ではない。
37度 微熱の人も気がつかない。危険。
38度 高熱の人も「気のせいかな」となる。重篤。
39度 気温ではない。湯かげんのいい風呂である。
40度 おそらく裸になる男たちで溢れる。
暑い、というのは酷である。
寒ければ、しのぎようはあるのだ。
暑くても、裸以上にはなれない。