MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

記憶と記録

余り更新していないと思う。
日記をいくつかつけているので、ブログまでネタが回らないのである。
 
ウツ人としての気分グラフを兼ねた日記。
通院のときに使えるし、薬効についても時系列で判るので投薬変更など、医師との話が早いのだ。
家計簿。
その日のうちにつけるので、全くタイムラグはない。
ただの日記・・コレが長い。
メモが無数についていて、携帯電話のメモなどすぐに一杯になるので写す作業も長い。
手持ちのメモもレシートからまともなメモまで、メモは膨大にある。
ボクはメモ魔である。
そして話を聞いていない、とよく言われる。
聞け!と言われるが、上の空ではなく、頭で録音が開始されたら大抵は憶えるのでメモは録らないだけだ。
後で『話をまとめてレポートしろ!』と言われると、再生して纏めるだけなので苦にならない。
ただ、そのときの別のヒトの雑談や、電話の音など全て録音されるから、再生はノイズが多い。
で、別の脳で、全く関係のない妄想をしている。
 
3Dプリンタが安価になってきたから普及したら・・
まずチ○ポを複製するだろう。
女性(マニアな男性含め)、皆がストラップとしてスマホにぶら下げるわけだ。
元々現物も、ただぶら下がっているのが仕事だから同じことだ。
 
『ねぇ見た?あのヒト5本もついてる!?』
『若いのに・・・若いからか・・』
『アタシなんかダンナのだけなのに・・飽きちゃった・・』
 
実に愉快で幸福な会話である。
海綿状の樹脂で創ったら、さぞ癒しになるだろう。
イラッと来たら握るのだ。
すると、体温で形状記憶が呼び戻され「トランスフォーム」するのだ。
 
『見て・・・アレ!かなりやばくない!?でかい・・受けるぅ・・・』
『ちょっとソレ・・写メしてもらっていいですか?』
 
実に平和である。
こういうのを「まともなメモ」に落としていく。
ネタではなく、大真面目に考えているのである。
脱線。
シモネタ書庫ではないのだ。
 
妄想が現実味を帯びてきて、楽しくて仕方がなくなる。
買物をしながらも、妄想がついてまわるので怪しい表情となっていることに疑いの余地はない。
バッドトリップとはそういうことだろう。
昨日は買物で、初老の夫婦に話しかけられて「録音」してしまい、今でも笑いが止まらない。
『食材を色々と・・それは頼まれですか?』
『タラコとこんにゃくと・・和えるのね?親御さん?』
「いえ自分でやります」
『小松菜は?』
「揚げがあるからおひたしか煮るか・・」
『まぁ・・・お一人なの?まぁまぁ』
『私のトコに娘がいるんですけど、家事もしなくて・・いいお話もなくてねぇ』
「ボクも娘がいるんですけど、煮物が好きだから作ろうかなって思ってまして」
『え!?お子さんいらっしゃるの?じゃぁお一人じゃないのね!?』
すぐ後で、女性はご主人にお菓子コーナーで叱られていた。
アイカツのお菓子の横で、タイムセールのご案内が流れていた。
『お前わぁ!だれかれ構わずまったく!!』
 
今、録音を消去している。
 
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脳と云うのは引き出しである。
総体積は同じである。個人差でも誤差ぐらいの違いしかない。
縦に何段か、横に何列か、その区分けの違いぐらいだろう。
ボクは、一段が横方向に細かく小分けされている。
呆れるほど細かいと思う。
でも中は結構繋がっているのだ。
正面の取っ手ごと「蓋」が外れると「中身=記憶」が濁流のごとく流れ出すことになる。
『そうそう、そう言えばぁ・・』と、前後で脈絡のカケラもない会話になる。
マツコデラックス女史と伊集院光氏は同じ引き出しだ。
相当な博識で苦労人でナイーブで図々しいキャラを演じるデブ、そういう区分けで同じ引き出しなのだろう。
シャアとシャンクスも同じ引き出し。声優だろう。
ただ、赤、と云う引き出しにはシャアは混在していない。
赤の車を、シャア専用とはボクは認識できないのだ。
シャアは、ピンクとかロリコン、仮面だが脱ぎたがり、で検索すると出てくるシステムになっている。
アムロアムロさん、板野友美さんは同じ引き出しである。
だからAKBを思い出すと、振り向かないでアムロアムロちゃんが歌い、
板野さんがライダーWと踊ることになる。
ティッシュベルヌーイの定理も同じ引き出し。だから飛行機が飛ぶと、ティッシュの残が気になる。
奇妙だとは思うが、変ではないと思う。
家族は、絶対的に最優先な引き出しに入っている。
他のものと比較することができない。
そして、家族だけを最優先で完成させようとするから、あちこちにガタがくる。
仕事か家族か?そういう選択肢はない。
だから家族を犠牲にし、一生を仕事に捧げた美談などは、ボクの中では外道なのだ。
 
配偶者の悪口や親の悪口を書いてすっきりするヒトがいる。
死ねばいいなんて書いている・・。
きっと「家族」と云う引き出しがないか、他のものとゴチャゴチャになっているのだろう。
「自分のあるべき姿」なんて美学と一緒になっていると、エゴの垂れ流しになる。
女性に多いが、男性にも多い。
脳は左右を脳梁と云う橋で連絡しているが、男女で大きく違う。
男は脳梁が細く、女は太い。
図太い、とはここからきている、と個人的に思う。
情報が入ると、脳で判断するが、左は理屈で、右は直情で判断する。
「これこれこういう理屈だから、明日までに仕上げてくれ」と言っても
『そんなの絶対無理!』と答えて、手すらつけないヒトがいる。受け付けないのだ。
情報は左で受けているのに、右の怒りが強くて、なんと多数決で行動が決まってしまうのだ。
女性の部分が多いと、自分に有利か不利か、他人から見て無難か否か、
そういう直情ですぐに多数決が採られることになる。
女は判らない・・と嘆く男が多いが、脳が別だから、別なのである。
男でも、自分の責任を放っておいて、妻子を荷物呼ばわりするヒトが多い。
親や子は、まして妻は自分の最後の味方になる可能性があるのに、自ら拒否しているのだ。
おめでたいこと比肩なしである。
 
男は、女より、引き出しは細かい。
だから、つまらないものを集めては自分で価値をつけて満足できる。
女は引き出しは少ないが、一つの容量が多い。
並行処理の能力は、100年後も女が上だろう。脳が進化しないことには。
 
『嵐っていえばさぁ・・・タワシってどこで買ってる?』
『どういうつながりよぉ(笑)タワシはダイソーでしょ』
ダイソーの下に新しくケーキ屋さん入ったでしょ?』
『そうそう・・でもチーズケーキが美味しくなくてね』
『でね、桜井君ってヘビースモーカーなんでしょ?』
『あぁ、ダイソーの近くに本屋もあったよねぇ』
『それこそタワシみたいな店長だよねぇ』
ゲラゲラゲラ
 
こういう会話は女性ならでは。天才的である。
 
ボクはお年寄りや子どもに好かれる。
性別を意識していないか、なくした人種である。
ボクは更に、オカマさんにいじられることが多い。
彼女達からするとボクは「同じ」らしい。
何が同じかは自分のために聞かなかった。
 
メモ魔は、古くて今は分類はないが、「計算マニア」と云う精神病の区分に入る。
偏執的な性欲の持ち主に多く見られるそうだ。
ホストがつくったホステス手帳なるものが売れているそうだが、水商売にメモは当たり前である。
記憶には限界があるから、記録でサポートするのだ。
一人一人の客の、生来歴から性癖まで網羅しなくて、何の夢を見せればいいのだ。
目標があれば、そこへの具体的な工程は、記録によって記憶させた方が実現しやすい。
一流と呼ばれる一握りのヒトは、記録や記憶の工程も一流である、それだけだ。
無論、一流のホストやホステスとは、一流の変態である。
変態とはマニアである。
ボクはマニアであるが、一流を知らない。