MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

集団的自衛権

言葉って難しいと思う。

集団的自衛権
・積極的平和
自国領海内もしくは他領海内で同盟国が攻撃された場合の自衛隊が成しうる具体的支援

自民党はずっと改憲で動いてきた。
ここのところ急進的な発言が多いので、厭戦派や共産からは、やいのやいの言われている。
公明党も護憲反戦なので、与党としては辛いところであろう。
96条の憲法改正条文自体を「現状に相応しく見直す」としていた与党。
やっぱり旗色が悪い。
憲法の解釈で対応できる範囲内」で事態に対処できるように考えたい、とも言う。

上手いなぁ!日本語・・。

離党も辞さぬ議員もいる中で、公明党に対しては「丁寧に説明していきたい」としている。
丁寧に、つまり、納得してもらうまでしつこく会談する、ということ。

上手いなぁ・・日本語。

マスコミが使ってしまうと、『おぉそういうもんか!?』と納得するものの、ん??となる言葉も多い。

癒し系巨乳
コンカツ
シュウカツ
天使すぎる○○

個人的には思う。
自衛権うんぬんより現状が大変」なんだろうと思う。
かつてのロシア領自治国家への、ロシア政府の強硬介入。
ウクライナへは、あわや戦争であった。
冷戦後、ロシア対アメリカと云う露骨な構図は息を潜めていた。
プーチンが本領を出してきた今後、ロシアの出方は厳しい。
アメリかとしては、ロシアだけは抑えたい。
かといって中国や韓国の出方も牽制したい。
そこで日本!なんだろう。

「お前、湾岸戦争のときみたいな姿勢じゃ困るぞ!?」
『いや、今の憲法ではアレが限界ですから』
「じゃぁ憲法変えろよ!?」
『えぇ・・・』
「できたか?」
『無理だって!』
「じゃあオレ行くからな!?」
『えぇ!?』

で、オバマさんが来たんだろう。
その後は、もう力技で与党内の調整に入っている。
英語ではニュアンスでほのめかすが、日本語は語彙が豊富過ぎる。

紛争地域での自衛隊の在り方・その定義・合憲性については、最高裁も判断は避けている。
自衛隊の合憲性については、高度に政治的であり司法が一概に判断すべき事項とは言えない」
(裁)判例は、一番丁寧で適切な日本語だと思う。