MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

13日の金曜日

ジェイソンは少年の頃の不幸な事故によって殺人鬼になった。
優しい少年を猟奇趣味のゾンビにしたのは、人間への憎悪だったのかも知れない。
・・・
そういうのはホラーファンには要らない。
生まれも育ちも関係なく、キャハハと笑いながら生き人を斬って喰らう。
楽しんでいないと、観ているこちらまで心苦しくなる。
人殺しに悩む殺人鬼など要らない。
理由もなくただ黙々と執拗に狙って殺す。
そういうのがボクは好きだ。
もちろん、ホラーでの話。
 
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閑散期にじゃらんで安い宿などをとって、ペンション風だと、しまったぁ!と思う。
他には若いカップルばかりで、こいつら子作り目的じゃない夜を過ごしそうだと思うと、帰りたくなる。
恥ずかしい、とかじゃなく、ジェイソンが出てきそうなのだ。
カップルがベッドの下から、ジェイソンの馬鹿力でブッスリ串刺しにされる。
突き上げているはずの男が、あれぇ・・と、か細い声をあげて突き刺される。
で、返す刀で女も殺される。
ジェイソンもやりたい!
が、できない。
次のカップルの夜這いに向かう。
そこで、お!?などと中年男なんかが出てきたらどうなる。
ジェイソン映画を見ていなくても「そいつ殺せぇ!」となる。
だから中年男のボクは、そういうシチュエーションが怖いのだ。
ジェイソン効果恐るべし。
 
他にも「雨・森」が揃うと、ジョン=ランボーの気配がしてたまらなくなる。
雨で鉄錆の、あの血のような匂いがしてくると、もう、おしっこちびりそうになる。
暗くなってくる。
「雨・森・夜」
大三元、満貫である。
ランボー来りて人殺しである。
 
親戚の葬式なんかで、みんなが寝静まると、八墓村のイメージである。
夜更けに誰も起きないと「ボクがやるのぉ?」などと困ったりする。
状況で配役が決まるのだ。
 
最近シュワルツェネガーがアクションに復帰して喜んでいる。
やっぱり、筋肉と汗とへの字口である。
エクスペンタブルズ万歳である。
スタローンやラングレン、ブルースリーじゃない方のブルース、ジェットリー・・・もうごった煮の美味さである。
こいつらがまとめてドカジャンと戦争ごっこを映画にしているうちは、オバマさんも安泰だと思う。
オバマさんは濃そうだ。
見た目がお好み焼きでソース大盛りである。
連日、安倍総理はホットラインでせっつかれているのだろう。
 
『Hey、ABE!戦争やろうよぉ!?Go More War!』
 
安倍総理もかわいそうに。
連日泣き腫らして、目なんかドロドロじゃないか。
赤鼻のトナカイじゃないか。
石破氏の肌の荒れ方といい、永田町はのっぴきならぬ感じだ。
シチュエーションホラーそのものだ。
 
クソミソに言われているが、セルフビデオ系のホラーが好きだ。
心霊スポットを撮っていたら、誰もいなくなっていた、みたいな。
ホラーには心理面の要素が強い。
夜中に子どもがテレビを見ているときに怖気がする、エクソシスト現象。
「666」が揃っていると、悪魔が来そうなオーメン現象。
「69」を見ると、ニヤついてしまうオッサン現象。
 
最近、エクスペンタブルズⅡも観た。
ちょびひげが憎いくらいに似合わないスタローンは最高だ。
スタッフロールが流れても、なぜかNG集を待っているボク。
これをジャッキーチェン現象と呼ぶ。