MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

銀河英雄伝説ひとりごと

多分、翌檜君しか判らない記事だ。
記憶だけで一気に書くから、多くは間違っている・・。
それも翌檜君しか判らない。
 
原作では、エイリアンも別宇宙も登場しない。
フリープラネッツ自由惑星同盟銀河帝国ライヒオブギャラクティカの対立として描かれる。
双軸キャラとして、
帝国の美貌の天才ラインハルトフォンミューゼル。
同盟のただ飯食らいの非凡な戦略家イアンウェンリ。
田中氏は「イアンは女性の支持は全くないと思って書いていた」と述懐する。
しかし、軍人である前に人間であり、王制を嫌い民主制に腐心するイアンへの女性票は多い。
ラインハルトとキルヒアイスは、未だ例を見ない美貌の天才同士で幼馴染。
おまけに最初から絶世の美女、アンネローゼ(ラインハルトの姉)を絡めた三角関係である。
キルヒアイスは「ラインハルト様・・・」とため息交じりに呟くシーンが何度も登場する。
801系では未だに絶大な支持を得ている。
道原女史のマンガでは、イアンは田中芳樹氏をモデルにおっさん風に描かれた。
しかし、上述の女性票が許さず、徐々にイケメンになっていく。
ラインハルトが緑川氏や堀川氏といった大御所イケメン専門なのに対し、
OVAでイアンの声優が変更になっているのもその点を汲んでのこと。
 
 
声優陣は豪華の上に豪華をメガ盛りにしたくらいの布陣である。
当時のアニメ界の声優を網羅したといっていい。
原作に忠実な古風なセリフ回しから、声優泣かせと言われた作品であるが、声優だけでも楽しめる。
オリビエポプランを「イゼルローンの諸星あたる」とファンが呼んだことで、
ガンダムのカイシデンのあの人、諸星あたるのキャストが実現した。
クリーミーマミの芸名そのままの水島氏も、女ったらしキャラのイメージ払拭のため、
敢えて若き天才ナイトハルトフォンミュラーを好演している。
ボクなどはいつ何どき
『ゆぅううううううう!』
と叫ぶかハラハラしたものである。
ポプランが空戦中に一緒に
『ラムゥゥウゥううう!!』
と叫びそうになるのなら、ボクと同世代である。
今は故人となった声優も、おそらくどの追悼番組以上に豪華にその美声を競っている。
この辺りは翌檜君に任せる。
 
 
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これは最近の劇。
今でこそイケメン勢ぞろいで「何だアレ?」となる劇であるが、大劇団では当時から素材として重宝されている。
美貌のイケメンをどこまで男らしく演じるか・・・宝塚男役は苦労してきた。
ボクは宝塚は一回しか見ていないが、金があればやっぱり根こそぎ貢ぐだろうと思う。
『ラインハルト様・・』と呟きながら。
 
長くなるのでこの辺で一回切るか。
好きな台詞をダラダラと書いて。
 
ラインハルトフォンローエングラム
「ミューゼルというのはな!金のために娘を売った男の名だ!俺には関係ない!」
「無能と云うならまだしも、有害ときては私としても打つ手を知らぬ」
 
「自身の正義とラインハルト様の正義が違っていたとしたら・・
お前ならどうするんだ・・ジークフリードキルヒアイス
 
ウォルフガングミッターマイヤー
「さかしげに忠告するな!」
「友人にさえ会えぬというのでは、一市民と何ら変わるところがないではないか!?」
 
オスカーフォンロイエンタール
「貴様は自らの論をもって制すのではなく、皇帝陛下の御名によって成し得ようとするのか!?」
「貴族とは制度化された盗賊のことだと、なぜ判らん!?俺は自分の地位にふさわしいだけの努力をしているし、能力以上の名誉も手に入れた・・そしてそれが元々自分のものではないことも知っている・・・」
 
フィリッツヨーゼフビッテンフェルト
「陛下に無能者呼ばわりされることに俺は耐えられる・・
しかし、卑劣漢との誹りを受けては今日まで命がけで陛下にお仕えした意味がないではないか!?
その程度のことが貴様には判らんのかぁ!?」
 
ウィリバルトヨハヒムフォンメルカッツ
「卿はまだ若い、滅び行く王朝に殉ずることもあるまい。生きよ!生きて武人としての生を全うせよ。
さらばだ・・・もう会うこともあるまい・・」
 
 
イアンウェンリ
「名誉だって!?そんなこと言っているから戦争がなくならないんじゃないか!?
そんなもののために、善良で死ななくても良い人間が死んで行くんだ!
そうやって、いったいもう何百万が死んだと思っているんだ!?」
 
 
素晴らしい言い回しの、のろけ。
 
イアン
「他人が同じことをしたら、バカに違いないと私は思う。
しかし、私にはこういうやり方しかできないんだ・・・」
 
フレデリカ
『閣下の為さりようが正しいのか私には判りません・・・ただひとつ、私に判っていることがあります
それは、あなたの為さりようが、私はどうしようもなく好きだということです。』
 
追伸
イアン
「そのとき市民は、清潔な専制政治と腐敗した民主政治と、どちらを選択するかと云う
もっとも回答が困難な命題に立ち向かわなければならなくなるんだ・・」