MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

環境と遺伝

※ 余裕が全くないならば読まない方が良い ※
 
 
遺伝で8割以上が決まる。
とは信じらていて、一方で信じられていない。
遺伝にまつわる神話である。
自身の家系の優秀さに自信が持てない・・駿馬
あるいは、自分はもっと優秀と信じたい・・駄馬
環境因子の影響も大きい、と信じたい。
自分はひとりになりさえすれば能力を発揮するんだと信じる若者。
子どもに教育を受けさせる親。
自分の理想を超えさせようとする親。
残念だが、神話は正解なのだ。
全くの作り話は、伝説にも神話にもならない。
環境では人間の根っこは変えられない。
遺伝は遺伝し続ける。
優勢は劣勢を淘汰していく。
一部の優等種同士が、惹かれあい選びその子孫を増やす。
優等種とは、キレイ・スタイル良い・部分的にグラマー・頭いい・話が面白い・少し可愛い、を全て持つ。
劣等種は、劣等を隠すため「一般的に・普通は」という言葉を好む。
優等種は、そういう逃げ言葉を使わない。
 
優等とか劣等とか、そういう世界に私たちは生きていない!
そういう差別が嫌だ!
自分の感性と価値観を信じて生きたい!
 
安心しろ。
その感性も遺伝だ。
不良品種の感性は歪んでいるのだ。
価値観も遺伝の範囲で自分で創ったものだ。
価値観というほどの価値に出会うことは殆どない。
思い出せ。
自分の選択は正しかったか?
自分は間違っていなかったか?
安心しろ。
交際相手や結婚相手、子ども、孫。
欲しくて買ったモノ、あげたモノ、大切にしているモノ。
それら全ては、優良の類ではない。
ゴミも多い。
安心しろ。
あなたは、優れたヒトにはならない。
優れたモノも選ばない。
どうしても
なれないのだ。
選べないのだ。
その程度なのだ。
 
 
遺伝は残酷だ、という。
その通り。
普通に生きているだけでは、世の中というシステムには足りないのだ。
存在すら許されないのだ。
優良種が生きていくためには、劣等種は邪魔なのだ。
なぜなら劣等種は、何らシステムに貢献しないクセに文句が多いのだ。
できれば優等種は、普通と言い張る劣等種をバッサリと一掃したいのだ。
それはヒトとしてできないから、遺伝のシステムに委ねる。
自死であり自殺である。
勝手に自分を評価して見限って死んでくれる。
実に効率的なシステムだ。
 
現実。
どこまでも現実。
現実を否定するな。
今こそ、今でこそ!
ウツ人として聞け!
障がいと云う個性あるものとして聞け!
システムなんかに殺されるな!
生きろ!