心の闇

ニュースが、被害者一辺倒でうるさい。

加害者を「心の闇」で片づける。

殺すために友人を自宅に呼び、自ら殺め損壊した。

殺害の凶器は隠ぺいされず、そのままそっと添えてあった。

通院歴と医師の助言、両親の高学歴。

いつもの、嫉妬と引きずり下ろしだけの感情で報道している。

 

少女といっても高校生で自活している。

「みなし成人」で良いと思う。

父親は、殺されかけ恐怖し、医師の助言を仰いで、娘を自活させた。

本来、殺されかけた時点で、殺してあげるべきなのだ。

法手続きと交渉に長けていたが故に、医師に相談した。

自らはそのまま生きようとしたために、娘を不完全に隔離した。

 

おそらく精神鑑定では相当の結果が出る。

高度の知能結果（おそらく知能指数で110、偏差値70程度）が出る。

遺伝が80％だから更に高い数字が出るかもしれない。

判断能力も自責感も、相当に示されると思う。

医療少年院送致の後、相当期間の冷却を経て戻ってくる。

極刑のための施設ではないからだ。

 

また刑事罰の議論と裁判員の是非が問われることになる。

精神科医の職権についても議論がなされる。

「生命の危機」がある場合は○条通報の例に従い・・となる。

 

それで後々苦しむのは、殺意のないメンタル患者である。

 

当然これらはすべて・・

遺族にはなんの説明にもならない。

死ななければならない理由と云うのは、常に無いのだ。

殺される理由は、もっと無いのだ。

 

心に闇なんてないのだ。

深層心理について言うなら、ヒトである以上、全員が有罪になる。

幼児体験、トラウマ体験に逃げ隠れするだけなら医師も法律も要らない。

心の闇。

閉ざすか隠すかだけで、本人の問題だ。