MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

せっかち

ボクはせっかちである。
座ることが少ない。
早死にするよ、と同僚から言われるが、
『綺麗なうちに死にたいもんです。不細工な老醜は晒せないです』と言って、その場の会話は止める。
主題は勿論、準備と片づけを含めスムーズに進めないと気が済まない。
何もしない、待っている、そういう時間はゴミと同じである。
仕事でも、家でも、PCは接続(コンテンツまでの移動)に2秒かかると止める。
そんな出だしでは、気が削がれるのだ。
面倒な案件の電話は後回しにする。
もっと面倒な案件を午前中に済ませたいのだ。
くどいものを先延ばしにして、午後にすればいいや・・などとやると、もっと時間がかかる。
翌日や、その週はそれだけなんて無残な結果になる。
無論、部下や上司がらみで、延び延びになる案件が嫌いだ。
一人でやっつけて、空気を不味くしている。
自分も疲れるので、リフレッシュに片付ける。
苛つくと片付けるのが、ボクの悪い癖だ。
ほぼ毎日デスク周りを片付けている。書類など、限界まで裁断してしまう。
後で見直すようなもんはないのだ。
電話は、どんな込み入ったものでも、即日完結を基本としている。
残業など、社会の損失だ。
残業しないと話にならない相手なら、相手の時間感覚を変えてもらう。
今の仕事は、倉庫の大量の在庫を使う。
倉庫はAMAZON倉庫とか言われている。
整然と並んでおり、ボクが見ると、何がどこに動いたかすぐに判る。
データベース化しているので、第三者が取っていくとすぐに判る。
一度の電話で、何件も言われるのが好きだ。
一気に片が付く。
一回のAの電話ついでに、Bの進捗確認やCの提案もしておく。
数か月先の、全体のイメージが鮮明になる。
どんなジャンルでもイメージは持っていないと死に体になる。
ルーティンをやっつけるだけの機械になってしまう。
帰宅して、子供の顔を見るとスイッチが切り替わるが、せっかちはそのまま。
食事の準備で、フライパンを温めている間に、食材を切り下味をつける。
電子レンジをかけている間に、サラダを作る。
作り終わったときには、調理器具の洗い物も済んでいる。
食事がすむ頃に、風呂が満水になる。
そういうタイミングで風呂掃除と湯張りをしている。
洗濯は、前回の物を畳んで、しまってから始める。
しまう時は、家族が同じような服を続けて着ないように、コーディネートをして手前からしまう。
洗濯機を回している間は、一番読書が捗る。
コインランドリーと一緒だ。
その間にお湯も沸かして、インスタントで美味いコーヒーを淹れておく。
読書をしながら座る。この時ぐらいは座る。
目が疲れたら、除雪をする。
すき間時間はびっちり埋めないと気が済まない。
仕事を終え帰宅しても、すぐに座ることは、まず無い。
子供の勉強を見るときは、塾より効率的だと思う。
苦手は基本まで戻ったり、現在に戻ったりが目まぐるしいが、子供は楽しそうだ。
テンポは異常だそうだが、無理なことはしていないようだ。 
我が家は、全員で図書館を利用する。
ジャンルを問わず毎週10から20冊が出入りする。
手芸の物もあるので、妻と息子は毎週何か作っている。
息子もせっかちだが、集中力が半端ないので、それなりに座る。
ボクは集中しすぎるのだが、休憩もしない。
医師は一時期心配していたが、睡眠の短さと、捌く業務量から、あ、そういうヒトなんですね、と言った。
どういうヒトなんだよ。
なんでも併せて進めていく癖がある。
一方で、通院とか買物はブッキングしない。
余裕をもって通院、殆どは読書だ。
買物は見ているだけだが、閃くことが多いから、脳に余裕が欲しい。
人と会うこともブッキングしない。
対面でのんびり話す方が、その人を良く識れる。
初対面から、次に約束、スケジュール調整まで、全て対面が好きだ。
メールはまずしない。そういう理由でスマホが要らない。

趣味の造形をするときは、手順を考えない。
出来上がりに締め切りを設けない。
脱線が面白いからだ。