MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

少し悲しかった?父さんとの思い出

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最近、父さんの具合が上向いてきた?と、なんとなく感じる。
確認していないが、嬉しい。
よわっちい父さんなど、見たくも考えたくもないのだ。

丸太のような・・父さんの二の腕(セコイアなみに硬い)・・。
少年時代を思い出す・・。



(3人がかりでも、両手でも腕相撲には・・勝てなかった・・)




いつ頃だろう?・・多分、中学生あたりか?

ボクが言い出してみた。
「腕相撲やろうぜ?」

『ん?・・・』
無言で、にやつく父さん。

あっけなく負けた(鉄鋼か?こいつ・・?)。

いつだったか、初めて勝った!!!
が、父さんは笑って言った。

『強くなったなぁ・・ハハハ』


(・・本気、出してねぇ?この人・・)



次にやったとき、父さんは「本気で真っ赤」になって腕相撲に臨んだ・・。

ボクは8分くらいで勝った・・。

(父さん・・ボクが強くなったんだよな?)
(あんたが弱るわけないもんな・・?)

弟たちも、次々に勝っていき・・でもみんな


(きっと何か・・切なかったろう。淋しかったろう・・)



父さんはボクら3兄弟にとって「ヘラヘラと無敵」でなければならない!
常に「何か違う次元で、背中で語って」いなければならない!