凍える寒さの中では雪はサラサラ。
それでも積み重なると「氷」となり鉄も受け付けなくなる。
ちょっとした「氷河」となる。
そんな「氷河」にやっとツルハシを入れると「すごい色」が見える。
雪の白さでも、空の青さでもない・・。
後ろから義父の声がした。
『少ぉし・・青いべ? それがホントの「みずいろ」っちゅうのよ・・』
あぁ・・そうなんだ?・・これが「水色」なんだ・・。
黙って見とれていた。
『風邪引くから、中に入れ!・・クレヨンでも絵の具でも、その水色は出せんのよ・・?』
ボクはよっぽど「考えていること」が
ダダ漏れ・・なのか・・?