MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

6のお話

6月6日である。
今日は勝手に「6」を考えて仕事も上の空で終った。

666はオーメンのダミアン君で有名だが、古来から「吉数」ではないらしい。

以下、笑えるトコは無いので飛ばして構わない。


まず6は最初の完全数である。
1+2+3とそれ自身の素数を足すと、それ自身になるという・・
自身自身の「シモ」な数字である。
数字の美に関しては小川洋子女史が「博士の愛した数式」で有名にしてくれたので少しうれしい。


忍者?なんかがリンピョートーシャー・・と十字というか、契り、陣を「張る」のも
実は12個あって、6の倍数である。つまり結界の数字ということになる。
方陣=結界はちょっと前は「ヒランヤ」なんかがあったがあれも6角形であった。
陰陽道でも6は特別な意味をもち、相当な使い手で無いと命を落とすという危険な「6」だった。

「鬼」の角も本来6本であるらしい。「五徳」というのがあるんだが(ガスコンロの鍋とか支える黒いトコね)
アレを逆さにかぶると女が鬼になるというのが鬼伝説の一つであり、
不吉だというんで「六徳にしたらしいいが」もっと不吉じゃないの?



『ろくなもんじゃねぇなぁ!お前!?』




とは、今日言われた言葉で一番、面白かったんだが、
ここでいう「ろく」は「陸=りく=ろく」となり、つまりは「陸じゃねぇよお前なんか」とかいう意味合いにある。

昔、読みかじった本によると、古代は「六大陸」というのが本当であって、
現在はそれがムーなのか?沈んだアトランティスなのかで未だに結論というか、予測すらできていない。
邪馬台国の方が、よっぽど簡単らしいが、これも考古学者にかかると「難解」にされる・・。


次に六曜(りくよう)、これはカレンダーの赤口とか仏滅とか大安のアレである。
ボクは全く気にしないが「友引」なんかは仏事では未だに「隣人友人を引かれる」といって避ける。
六曜は行き着くところ仏教の経典か曼荼羅らしい(仏様が○の中に沢山並んでるアレね)が、
真正の曼荼羅というもの自体、定義付けられて無いし・・でも6の倍数並んでらっしゃるらしい!?

聖書でも神は6日働き7日目を安息日とした。
今は週休2日が多いが確か土曜日は働いて多用な気がする。
神様でも6日にはしなかったんだから・・ねぇ?






アレは北欧あたりの高緯度地方の気候で結婚すると、出産とかそういうのに良い・・というだけで
日本で6月に式なんか挙げてもあまりご利益はなく、
日本の離婚率を調べるとジューンブライドが・・だったりする・・らしいだよ?あくまで?


ついでに、動物学者がいうところの「生態サイクル」で考えると1週間は7日でなく6日なんだそうだ。
そう考えると「月曜日」が一番憂鬱な「忌日」となり、集団自殺や犯罪の発生率も説明が付くそうだが・・
ボクは信じてない、というかこじつけくさい。

更に人間という生き物は6倍数が大好きらしく、古来から6進法、12進法が好まれてきた。

21世紀の今でも「60進法」は生きていて、60分=1時間である。
ROREXのGMTというのはグリニッジミーンタイムを略したもので世界標準でも60にこだわる。
これだけ10進法が浸透しているのに、なんこっちゃ?

ちなみに、60シンドロームとかいうのがあって、タイムキーパーとかに多い精神疾患ナンだけど、
60が基本単位になっちゃって、身体的精神的リズムが狂っちゃうのね・・?


『90センチは?』



『1メートルと30センチです・・アレ?』、みたいなね。


きちんと、メンタルヘルスでまとまったところで、おやすみなさい。





あ、最後に「九骸六穴」といって人間には、原則「穴」が6つなんだってさ?



ボクは・・多いかなぁ・・?