ウツ病をクビの理由としたい風潮

凹むのを通り越して、怒るかと思ったが、脱力している。

タイトルに全て詰め込んであるのだが、記事も書かないと。

部屋を掃除して今後、どうやって会社にもぐりこむか再考していた。

℡！？

コノ感じはつまらない電話かな？思うと当たった。

３０分は一方的に聞いていただろうか？
用件（言いたいコト）を伝えると電話は切れた。

発信者は人事担当者（以前オエラと一緒に最後通牒を下していった）である。

『５月中に復帰するんじゃなかったの！？』

『復帰するのなら一ヶ月前の手続きが要る！』

『診断書はすぐ書けない！？病院に聞いてみる！』

出てくるな！と行ったのはそっちである。
「組織人としての自覚」云々を怒鳴る前に、ウツ＝悪者という、そのダダモレの心理が判らん。

４月の中旬にいきなりやってきて、早くしろ！治らない？
病院が悪い！変えろ！変えろ！
と言われたから、
メンタル系にはご法度である

信頼関係のある医師からの転院

を考えて、毎日毎日、診断書と電話と病院のハシゴをしていたんじゃ！！

初診でさえ予約取るのが難しいのに、一ヶ月やそこらで、たかだた２回の診察。
とにかく下手に出て、診断書を書いてもらおうにも、医師も言うわ！！

『復帰して良い・・なんて重要な診断（書）できないよ』

「その通りです」

長く「波」を診てきた医師でさえ「復帰」には慎重になる。
なぜなら「ウツの原因は職場の人間関係」ということが判りきっているから。
そこに、「戻って大丈夫」と出すには、それなりに覚悟と勇気が要る。

主治医は以前言った。

『復帰できるとは書くけど・・言われて書くものかな・・コレ』

そして、見切り発車と、周囲から仕事を取り上げられ、圧力の末、再発。

ソレを会社では「主治医の診察ミス」として、一切の責任をボクにした。
ボクだけなら良いが「主治医が悪い、病院を変えろ！すぐ！」というのが気に食わない。

気に食わないことなど社会人なら、乗り越えていくのだが、
「せっまい組織論」はどうしても乗り切る気がしない。

今の医師（転院）も言う。

『医師がダメだと会社が言うか！？』

『こういう診断書を書け、と言われて書く医師にはなれない！』

ウツ病をクビの理由に出来れば、待ってました！となるであろう。
今は、ウツを知らない人たちも、会社の乱暴な論理で切りすてられるのである。

コスト削減！一番の近道は人件費の削減である。

どんなに自殺ウツ人が増えようが、風潮は大多数の意見なので難しい。

ボクは死ぬ気はない。
少しずつだが、常識という得体の知れないものを切り崩して生きたい。