MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

またもやウツで最後通牒?

文化の日明け11/4に会社から呼び出しを受けている。

何だかモヤモヤしているところに更に不愉快な話である。


今度は妻も呼び出し!?


息子が1歳にもならないので、妻の実家に応援要請・・。
仕方なく両親が来てくれることになった。
『なんだろうな・・全く、かみさん呼んでどうすんのよ?』

クビにしたいのは判るが、面倒くさい条文の説明や、制度の変更・・
更にその制度を会社がいかに「こじつけて」使って見せるかの長いお話である。

前に人事係長に「ホントの取調室」で1時間にわたって圧迫面接を受けた。
タバコのモヤが立ちこめる中、『何で家族は辞めろといわない!?』と机を叩かれた。
今回の休養(休職)に追い込んだのも、ボクの弱さでもあるが、
やはり同じヒトからの圧力である(向こうは嬉々としているので圧力ではないのか)。
ボクは継続勤務を申し出ていたが
『風邪で2ヶ月に2日休んだら、1年で12日休む!』という見事な論法で上をまるめこんだ。
当事者から言えばそうである。

確かに向こうの言い分も十分にある。
前にも書いたが・・
組織にとって、「壊れているか判らない・今後壊れるかもしれないヒト」は要らない部品なのである。
不況の現状をの論法を待つまでもなく、クビがすっきりする。
他のウツ人への牽制にもなるのだ(ウツで長く休んだらクビだぞ)。

ボクなら反論するが、妻は難しいと思う。

『何で?働きたい遺志があって・・何度も来るなと言ったのは向こうじゃない?』

その通りであるが、妻は会社の人間ではない。
そこが会社という組織の賢いトコである。
家庭から、いきなり呼び出されて、オエラの前で詰問を受けるわけだ。
その場合、ボクがわかり易くフォロウしても

『お前に聞いていない!奥さんドウなんですか?』


始まる前に判っていて情けないが、そういう会社であり会社の大半がそうなのである。
メンタルヘルスについて「○を設置」とかオエラのセミナー参加で『ハイ判っています』
というのが残念ながら最大限の現状である。

労働契約法が新規に成立し、ウツ人でも場所を勝ち取った例も多い。
が、次に待ってるのは閑職と「アイツは組織にたてついた」という評価が定年まで続く。


寒い時代だと思わんか・・


老兵は死なず・ただ消え行くのみ・・という淋しい名言があるが、
ウツ人は戦わず・ただ消え行くのみ・・というのが会社の格言である。

ある掲示板で「健常者という健康者」が書いていた。

『欝は死んだ方が、一時金で済む。定年までの給料は無駄ガネ』

コレに対し、荒らしだやめろと最初はあったが、最後はウツ人死ねの大合唱。
現実はそうなのである。

国会を例に出さなくても「多数派が正しい」のである。
ウツ人が過半数を取る前に
(批判を承知で書くが)
皆、辞めるか、死んでしまっていて、やっぱり少数派である。


寒い時代だと思わんか・・


妻は過去に2回、会社(社内のヒト)の言いがかり・いちゃもんでウツになりかけている。
一度は流産・・仕事で片付く事実ではない・・。

4日が近づくにつれ、何だかナーバスな妻。
たまらなく、そしてどうすることも出来ない。
どんな言葉をかけても、それが熱を失い、妻の中で冷たい刃となって駆け回る。

自分が守れるようになったら、家族を最優先。
ソレがウツ人の使命である。