MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

娘復活?小児喘息今昔

ようやく昨日の夕方から娘が動けるようになった。

ごはんも沢山食べてくれて良かった良かった。

まだ喘鳴(喘息の独特の息)は少しあるが、深夜に出ないのでもう安心だろう。

ボクも喘息であった。
今回は「自分が親にしてもらったこと」で大半はしのげた。
背中をさすったり、横になれないときは
「小さいテーブル」を布団に入れて息を入りやすいようにした。
水分は嫌がったが沢山摂らせた。

小児喘息は2タイプある。

・とにかく痰が大量に発生して、粘りを増してのどに張り付き呼吸を妨げるタイプ。
・気管支自体が狭くなってしまい、呼吸が浅くなり苦しく交感神経刺激が必要なタイプ。

娘は前者で、ボクは後者であった。

今までの娘の医師は「大多数に効く薬を処方する」良くいる医師で、多数に評判は良かった。
今回は医師を変えた。
年配だが「一人一人の症状を見て色々考えて処方する」少ない医師で、これが良かった。

昨年、娘が肺炎で入院したとき処方された薬と同じものが処方された。
コレは一般小児科の処方としては冒険であろうが、あえて踏み切った医師を評価したい。

喘息の特効薬として「携帯式吸入」があるが、本格導入してまだ30年ないと思う。
「一気に症状を良くする」というのが賛否あった。



吸入に依存して、本人の気管機能が弱まる!



早い段階で吸入することが悪化を防ぐ!



主に日本の小児科は前者で、吸入は総合病院や入院にのみ出された。

欧米では子供を信用して「携行させる」親も多かった。
(映画グーニーズでマイキーが良く吸っている)

最近は、早い段階で吸入させるところが増えた。
○インジケーターなる呼吸機能測定器を使って
「気付かない段階での発作」に対し吸入も奨めている。


ウツ人にも「気付かない段階での特効薬」ができれば・・


そんなのあっても、出しません!



多分、精神科などの本音だろうと思う。

「患者が自ら気付き治療する」・・コレは理想だが医療ビジネスとしては失敗であるからだ。

前述の「吸入」が普及しづらかったのも、定期外来が減ることを懸念したビジネス論である。

話がそれるが「新型ドラッグビジネス」も同じで「すぐ効くドラッグ」はビジネスにならない。
徐々に依存して、切れると禁断症状が出て「もっとヤクを!」となるのが理想である。
こうなると、精神安定薬などは成功したドラッグであり、タバコは金字塔である。


さて、寝るか・・?2日で5時間寝たから良いか・・?
あ、買物、買物。

義理の両親が法事で来ているが、甘えられるとこと、そうでないとこはある。
甘えることができてきてから、少し自分に余裕があるとは思うのだが。