子供は要らないが４２．８％～ＢＵＲＮ

ニュースは面白い。が、くだらないのも多い。
政府の統計で２０代から３０代の４２．８％が「子供は必要ない」と答えたらしい。
この不況で「結婚したい」という人口も減っていると前に読んだ。
その上、子供も要らないとなると、人口は減っていく。

生産人口が減り、年金の下支え人口が減る分、年金減少は避けられない。
失業率は「最悪」と盛んに言っているから、どうやっても年金は減らすしかない。

政府の言い訳の為の調査ばかりか・・

行政において、何かを減らすとか、税金を増やすとかいうとき、この手の調査は使える。
出てきた数字が気に入れば、もっと深く調査して数字を上乗せする。
金融犯罪の発生率とか、失業者の自殺率とか。

あぁ、どこもお金がないんだ？うちも仕方がない

そう思わせればしめたもので、景気の抜本的浮揚は暫く手をつけず済む。
「特別○対策基金」とかいったものを幾つかつくれば「とりあえず」のポーズはつく。

じゃぁ気に入らない数字が出てきたときは？
簡単なことで、「こっちとこっちの極端なサンプルを削ってみて？」とする。
そうすると、なんとなく数字が良い数字になる。
学力が低下している！となれば、調査して修正して「低下は下げ止まる！」とリリースする。
それでも「何言ってやがる！うちのは頭悪いぞ！」という世論がでかくて修正できなければ、
調査して、「学童児童の塾通い　９０％」と出せば良い。
皆、あーやっぱりそうか・・と塾にいかせる。
塾の質がどうとかは、「民間の努力事項で政府が云々できない」と決まりきった公言でよい。

さて、ボクのトコは塾に行かせる予定は全くない。
本題に戻るが「子供のいる家庭に塾に行かせる余裕はない」というのが本音である。
義務教育は無料だが、裸で行かせるわけにもいかない。それなりに服は要る。
北海道はスキーが必須だが、「うちはスキーが必要と思わない」と言っては授業が成り立たない。
学用品は全部１００均！と言っても子供は聞かない。
第一、自分が同じことをされたら嫌だ。
娘が、良いにおいのするペンを最近買ってくれとせがむが断れない。
ボクが、良いにおいのする消しゴムを散々集めてはかじっていたから、益々断れない。

うーん、でも「子供は要らない」という調査、いったいどんな結論が欲しかったのか。
もう一回、ニュース記事を読んでくる。

「全国の成人男女5000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64．8％だった。」

修正しまくってんじゃんか！？

質問紙を送った方が安上がりだろう！？
個別に面接して誘導した質問をぶつけたのがミエミエ。
個別に面接して「有効回収率は64．8％だった」って、どんないいかげんな質問だよ！？

子供が要らないのが半数近い、とすれば「うちも要らないか？」となる。
子供が減れば、つまりは少子高齢化に一層の理由になり年金を出せない理由になり・・
年金に固執するのは理由がある。
友人が、年金の窓口で散々なのである。

『１０年前はもっともらえた！飢え死にしろっていうの！？』

こんな輩が一日に３０人くらいはくるらしい。
そういうのに限って、就業時の３００％くらいの支給で、月に３０万あっても暮らせないと言う。
困ったね、日本の老人は。

左がプラトンで右がアリストテレスだといわれている。

プラトンは指で天を示し、アリストテレスは大地を修めている。
コレが理想主義と実証主義の差を示す・・らしいが読み過ぎであろう。

『オレは女とやりてーよ！見ろこの頭、ギンギンだぜ！』

『やるなプラトン・・オレはさっぱりさ、こんなしか勃たないぜ』

そんなレベルではないにしろ、たいした話はしていないと思う。
「子供は要らない」というのも、極端な話そういうこともあるかな？ぐらいだと思う。
確固として「子供は産まない！」「産ませない！」となったらひどいことになる。
個人で思っているのなら良いが、
欲しくても病気でできないとか、何で出来ないのか判らないというヒトを沢山知っている。

子供要らないなら、犬猫飼うなよ！？

批判を承知で書いてみる。実際にペット業界の本音である。
寂しさを紛らすためのペットなら、ペットの方が迷惑である。
自分を励ましたり慰めるのに、ヒトでは面倒くさいか・・・