MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

今年の10大ニュースⅡ

今年もあとわずか! と、うるさい。
ボクは、50分の授業で「まだ、あと45分かぁ」という方なのでやっとの感である。

前回の続きである。
独断ではなく、国内版の10大ニュースであるらしい。


⑥ 相次ぐ芸能人の薬物犯罪

押尾はクズメンだと書いた。
ノリピーはヤッピーのままだから問題はない。
覚せい剤に特効がある限り、この手の事件はなくならないと思う。
覚せい剤は脳に対し劇的に「おまじない」をかけてくれるのであって、
眠らなくて(あるいは少ない睡眠で満足する)済む・代謝が激しくなる(痩身は間違い)とか
つまりは、副作用が大きい「薬」なのである。
が、「覚せい剤・麻薬=違法」である限り、見つかれば捕まるしかないのである。
合法ドラッグとか大して効きもしない薬物を「ちょっとワルだぜ」と使う性分は浅ましい。)
いっそのこと「多忙なヒトは週に1回だけ」と許可制にすれば良いのである。

『いやぁ・・覚せい剤を処方されてさぁ』


『何?そんなに忙しいの!?ダメだよ休まなきゃぁ』



こんな会話が飛び交っていても別段おかしくはない。
現に一昔前は、どこぞのクニでも「神を呼ぶシャーマン」が思いっきりやっていた。
何かを吸ったり飲んだりしたシャーマンの目がすわってうわごとを言い出して暴れだす。


『あ、神が降りてきた!やや、ありがたい!』




シャーマン?はただの薬物中毒の状態なだけで、日本なら即逮捕である。
ダメ?じゃあ、ドラマつくるかい?
押尾さんとノリピーが共演して「ヤクは見た!真実の覚せい剤」とかやるかい?
『ダメ、警察がかぎつけてるって!』
『クソ、こんなに便利なものを、何だって違法にするんだ!』
『あなた、隠れて、あ・・ダメ・・なんで、なんで私達だけが!?』
『ヒマな人間には判らんのさ!ダメと言われてやめられないこの快感がぁ!』
『・・あぁ・・あなた・・証言台では私の名は出さないでぇ・・偽名よ』
『なに!?愛してるって・・謀ったなぁ!!??』


⑦ 定額給付金の支給決定

稼いだ金は、額まで良く憶えている


もらった金は、いつ、その使い道すら憶えていない


借りた金額を憶えているのは善人であり、貸した金額を憶えているのは悪人である



⑧ 邦画「おくりびと」にアカデミー賞

観ていない。観る気がないので書きたくない・・がそういうわけにも参りますまい。
モックンが世界の顔になり、ヤックンはすっかり朝の顔。
フックンが心配だ。 そういうニュースではない・・か。
葬儀、殊に納棺をテーマにしているが、やっぱりものめずらしさがあると思う。
三途の川の渡し賃とか、死装束、死化粧・・やっぱり世界規模では異文化である。
札幌の「おくりびと」がコンセプトアドバイザーだったので一躍有名になったらしい。
余談だが、昔は、バラバラ死体とか大手術の末・・とかそういう仏様は結構ぞんざいであった。
遺族は「せめてもう少し・・その何とか」という感情が強く、当たり前である。
遺体修復=エンバミングという商売があり、概念は輸入のものであるが、
そういうトコにも踏み込んでいるのかな?
「PTSDの記事」に結構前に書いた、あの娘もエンバンミングがあれば、もう少し・・であったか。
何となく体と頭がずれている遺体というのは、ヒトの深いトコをかき乱し、悲しむ前に嫌悪されていた。
「ヒトがモノになる」そういう過程をゆっくりと追っていくことは故人への追慕にもなる。
ハイ次は納棺です、ハイ出立です、ハイ火葬場です、ハイ最後のお別れを・・
コレではいたずらに機械的で事務的に忙しいばかりで、涙も流す時間も思い出もクソもない。



⑨ 足利事件の菅家さん釈放、再審が開始される

ごめんなさい、では済まない事。の一例。

「自白」したから何よりの証拠である、という警察的真実。
「警察的真実」は警察が真実だ!と言っていることで、ソレが報道に乗ると「報道的真実」になる。
○容疑者が自白しました!となって『コレは決定的ですね、事件解決です』なんて言われると、
その「コメンテーター的真実」までも真実に思えて、すっかり自分の考えなんてなくなっている。
関係ないが、ボクも「ウツです」って医師に言われたから信じたのであって、症状が専門書と同じであったので、信じている部分が大きいと思う。
「診断的真実」と「症状的真実」が符合しただけで「事実」は別かもしれないと結構思う。
精神病院では、ある意味、密室で長期間の療養を余儀なくされる。投薬も膨大である。
「コレはホントに効くんだろうか?この苛立ちは症状か?副作用か?」
そんなことを考える間もなく、次の投薬があって診察がある。
そんな連続した日常の中で「自らの思考する時間」はどんどん狭まっていき、機械的


何となく、いつもと同じです。ハイ。良くなってませんね。


と答えてしまう。 
そういう怖さと同類である気がする。
医師も専門書も警察も先生も新聞も、少なかれず「権威」である。
「あぁココに書いてあるから!」「あのヒトが言っているのなら!」
と、自らの思考無しに解決されるのが、権威の便利さであり怖さである。
ボクも何十時間も何日も拘束されたら「ハイ、ボクは火星から来ました!」って言うと思う。



⑩ 国内では46年ぶりの皆既日食


コレが1番じゃねーか・・?


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年に多くても3回しか起こらないらしい。
「惑星直列」は何かとオカルトな口調で語られるが、コレは神秘であぁ地球人でよかった、である。
月食は何となく、曇った夜ぐらいと同じでロマンがない。
ボクがロマンと書いて、自分でも受けているが、
長いこと「怪奇」日食と思っていたので、やはりロマンである。
天文マニアじゃないが、近所のプラネタリウムでその気になって、当日は案の定曇天であった。
普段の行いの悪さはそういうときに如実で、
「今日は有名な○で外食しよう!」などと意気込むと、月に一回の定休日である事が多い。
地球という絶妙なバランスの惑星に生きていることすら奇蹟である。
そこに「月」なんていう、これまた絶妙な惑星がくっついているのも奇蹟で、
アレがなければ、かぐや姫はただの異星人の話で、月光仮面はただの変質者である。
波がないのでサーフィンもなかったであろうし、月経なんて言葉もなかった。
月の土地を売買する商売があって、知人もポロポロと買ってはいる。
ボクは「月には何か住んでいる」と思っているので、ある日『違法登記』だとなると思う。
アポロが行ったときも「すぐ帰るなら放っておこう」くらいのモンで、
今頃は「勝手に立てられた国旗」をどこに捨てるか?やっぱり埋めるか?とでも話していると思う。



明日は仕事が一応の区切り・・らしい。

年末返上の皆さんも多いでしょうが、浮つかずにゆっくり生きましょう。



PS:前回記事で「天皇一家に無礼だ!」というゲスブを頂いたが、


そういうことは天皇になってから言え!

あんた、天皇の何なのさ・・?



と、油を注いで無責任に終る。