MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

声が出ないことと話せないこと

声が出なくなってもう一週間経つ。
そろそろなれてしまったが、息子は訝しいらしい。
そうだろうなぁ。ある日から急に話せないちち。
話しても「お゛ぉ」なんていう唸り声。 

ボクは大して気にもしていないのだが、買物に行って思う。

その、妙な気の使い方は何だ?

スーパーのレジでもやたらに気を使ってくれる。
『○は大丈夫ですか?』『持てますか?』しまいにカゴまで運ぶ。

近所のヒトが『あけまして・・』と挨拶してくれるが「ヴー」とやっぱり機嫌の悪い犬の声しか出ない。
『風邪なの?』と聞かれて首を振ると「あ、そっちか・・?」という顔をする。
気にしていないのに気になってしまう。
皆、過剰反応しすぎるのだ。

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ガンプは知的障害?を前向きに信じて、大成した。
が、コレは「障害者」だから、稀有な例として取り上げられた感がある。
もっと日常には小さな奇蹟があふれているのだが、それでは題材としても稼げないのであろう。

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こっちも「障害(社会不適応)に近い天才」のお話。
精神科医が真摯に近づくが、主人公はパーソナルスペースを守り、医師をも攻撃する。

双方ともラストは良い。
でもやっぱり「マイノリティだから題材とした」感が否めない。

ボクは、話が苦手だ。
得意なヒトの話を聞いていると感心すらする。
ボクは聞くタイプだ。
でも『今、聞いてた?』と聞かれることが多いので、ただの馬耳東風であろう。

ウツ人の多くは話が苦手である。
やっと行った病院で、やっと待って順番が来たのに、言いたかった事の半分も話せない。
それで『うーん、変わらないですね?薬はいつものでいい?』と言われうなずくしかない。

症状もきついが、「早くこの場所から立ち去りたい」という心理が上回ってしまう。
ボクも診察(特に問診)は好きではない。


『で、自分はどうすべきだと思う?』

そんま質問には、優等生な応え方をしてしまう。
「朝は起きて、新聞読んで読書して、育児を極力してます!」
「3食食べて、薬も飲んで、その日のうちには眠ります」


これじゃ「(ホントに)話してない」のと一緒じゃないか!

そう思いながら、また明日当たりに通院しようか迷っている。
声も出ないし、身体も重い。
そのまま伝えられればいいのだが、「なぜそうなったか?」に比重が行くから気が思い。


ソレが知りたくて通院しているんじゃい!