LEDミラージュ
「これはプラモデルではありません」
と箱書きで開き直ってうたいつつ、きちんと模型屋においてある。
リサイクルや大手家電量販店でも「ガンプラ以外のどうでもいいノンジャンル」においてある。
せめて「ドイツシャーマン型戦車」あたりにおいてあげると報われるインジェクションキット・・。
Zガンダムのメカデザイン総指揮の永野氏の「おとぎ話」に登場する「巨人」のキットである。
巨人と言ってもゴーグではない(まぁ永野氏であるが)。
あぁ・・・バッシュとか、オージェのあれね?
そう、まったく同じロボが多数登場する。
「なんだ、エルガイムじゃん・・」
「そうだよ・・同じヒトのロボだもん」
違うのは、ガンプラのように「組み立て説明書」通りに作っても完成しない点。
パーツは合わないし、抜けてるのは当たり前、「自分でパーツをいくつか作る」ことを前提にしている。
作っていって、余りの作業の多さに辟易して「ヘッドいくか・・」と思ったら・・
「ヘッドのHランナー・・丸ごと入ってねぇ・・」
ランナーから積み組みして(プラ板買う金ないしね・・)ヘッドと両胸部第一装甲自作。
組み立てて立たせてみる。
立たねぇ・・
各パーツの重量バランスを考えて、増量と減量の繰り返し・・
金属も導入してようやく自立。
というわけでアトリエ「占冠の床屋さん」にはKOGとジュノーンとバッシュがいるから今度連れて行く。
ボクの手元に置くと、原型なく改造されるか、目障りだから捨てるという結果になる。
今は2体の球体関節人形(同時進行)に取り組んでいる。
なぜって?
完成品を愛でるのに飽きたからさ・・・
何で一から創るのって?
坊やだからさ・・・
ちなみに「ミラージュの角?曲がってねぇ?」
そう、曲がっている。
男には「お住まい」というものがある。
どうしても「落ち着く方向」というものがある。