MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

頭部製作①

完成作品をいきなり載せようと思った。
 
が、それは卑怯であるし「過程」こそが素人の面白さである。
徐々に慣らしていって「いいもの」と思ったら載せる。
というのでは、何と言うか「アーティスト」気取りで大嫌いなのである。
 
趣味と言うのは「隠れて楽しむ」というのが面白いのであるが、
ボクの場合、隠れる理由がないし、隠すほどの趣味でもない。
人形を創る・・といっても、フィギュア製作とか萌えなんかとも軌を一にしてもいいと思う。
陶芸・マラソン・洋服を買う・睡眠・将棋・アウトドア・・・そういう趣味と全く同じであると思う。
芸術論だけで物事を語ると、窮屈であるし、理屈としても破綻する。
有神論者が最後は自壊することと何ら変わりはないと思う。
 
で頭部。
 
イメージ 1
 
右が「色んな仏像とか宗教的要素」を突っ込んだ頭部である。
左が「宇宙人と人間のハーフと勝手な妄想的要素」を突っ込んだ頭部である。
 
鼻下が短く、鼻が高く前頭葉に力点があるのは、おそらくボクの劣等感であると思う。
双方「美人の条件」はきちんと満たしているが、気持ち悪さ全開で楽しい。
 
目は色々試して「ヒートプレスによるコンタクト仕様」を創ったがコレがアニメ的になった。
それはそれで面白いのであろうが、ビー球ひとつの持つ説得力には負けた。
多分、数日後にはグラスアイを注文していると思う。
ボクは面倒くさがりなのである。
この二つも数時間で、ガンガン情報を積み込んで、ガンガン削っただけである。
 
なにぶん初期設定からずれていき「成り行き」で創っているのでこうはなるとは思った。
 
イメージ 2
 
しっかし・・ひどいなぁ。
でも狙った「気味悪さ」というのは、いきなり出てくるものだなぁ。
 
左右対称!というのが基本であるらしいが、シンメトリーの持つ気味悪さは人間的である。
ヘップバーンが「カメラ位置」を指定したのも。そういう気味悪さを自覚してのことであるし、
最近では菅野美穂さんとか小雪さんとかの持つ気味悪さも、やっぱり同種であると思う。
左右対称は緊張感を強いるのである。
 
目はバラバラでいいのである。
一重と二重でもいいし、片方をくりあげててもいい。
むしろどんどん親近感が湧くだけである。
 
それで口も曲げてみたがコレは失敗。
 
麻生太郎みたいである。
 
つまりは「ウソツキです」という口である。
 
人形がウソなのであるから、できるだけウソをつかない口にはしたい。
(ただね、気味悪さを求めているので・・・ホントに人形にはごめんなさい)
 
まだまだ一歩も進んではいない。
ソレが楽しいのである。
 
とりあえず、ワールドカップを観るよりは楽しい。
ポルトガルが7点を入れたとこまでは観ていたが、北朝鮮が心配になった。
 
 
帰りは「管制のミス」ということで、海か高山に急角度で降下しないであろうか・・?
 
 
余計な心配であるが、結構現実になるので怖い。