スキーは格好良いか?
土曜なので、もてあましていると思う。
テレビを見ても、見たい番組だけはやっていない・・がホンネであろう。
ボクはテレビは見ないが、もてあましてつけた。
更にもてあまして、ブルースウィルスの「死にぞこないⅣ」を流す始末。
地デジになる前に、テレビそのものを捨てようか思案中である。
ユキムシが飛んでいて、寒い。
もうすぐ有難くないスキーシーズンである。
北海道の雪質がどうたらこうたら・・と良く聞くが、あまり興味はない。
最近はオーストラリアからのスキー客が多く、今年は中国が「がっぱり(沢山)」来ると思う。
そんで「観光効果」を計算していたら大した外貨が落ちていなくて・・
「北海道の土地が沢山買われていた」という笑えない結果が現実である。
皆してスキーに出かけるようになったのは結局もてたいのだと思う。
男は練習はともかくとして、格好だけは金かけてもてようとする。
(動物でも虫でも、発情期にオスが派手になるのと同じである)
女の初心者は、何とか教えてもらおうとしてイケメンを待つ。
(動物でも虫でも、メスは待って、選り好みしていればいいのだ)
スキーを逃したオスは、スノーボードを選ぶ。
スキーで勝てないのは判っているから、違うことをして気を引くわけだ。
この格好なら「すぐにやれます」とは謳えないのがもどかしいトコであろう。
ウィンタースポーツは「着ぶくれ」する。
体型を隠すにはうってつけのスポーツである。
「夏=海」という過酷な恋の季節を黙って通り過ぎたオスメスが、
ここぞ!と着ぶくれて出かけるのがウィンタースポーツである。
「防寒のため」というのは名目で、ほとばしるエロスをおさえる「拘束衣」がウェアである。
ちなみに北海道ではスキー(全道)かスケート(室蘭・帯広・釧路など)が体育必須である。
「滑れる」のは当たり前であり、どのくらいのレベルかが話の中心になる。
北海道でスキーが上手い・・というのは「ワールドレベルの上手い」ことを指す。
だから、北海道に旅行して、いっちょナンパしようなどという首都圏のオスは失敗する。
コースの途中でしゃがんでナンパの機会など待とうモンなら、
「音速の地元女性」にはねられるか、じゃまだ!アホ!ぐらいの罵声は飛ばされる。
さて、本題である。
スキーは自分でやるから楽しいのであって、見るモンではないと思う。
それでも「ジャンプ」は燃えて見るらしい。
ヒトだと生々しいので、ガチャピンに飛んでもらった。
札幌五輪あたりまでは、まだ節操があったらしいが今はない。
もっとV字に開け!
もっと高く!
もっと遠く!
ひどいのになると、開いた板の間から顔が見える、というエロ演出である。
それでもダメなら、板自体を太く!長く!と躍起になる。
長さと大きさにこだわりだすとロクなことがない。
体に不相応な「見得」を張ることになり、
そういう見得で記録を出してもエロくはあってもエラくはない。
それで日本が金メダルを取ろうもんなら世界中からバッシングを受ける。
ジャップはあんなに(チビのくせに)長い板を使って卑怯だ!
身長がBIGなら長い板!そうでないならチン○と一緒で短くしな!
それでも日本は、体位、失礼、「飛行姿勢」で高得点をはじき出す。
ガンバレ日本!エロイのは国民性だ!
モーグルなんかで、女が強いのは何故だ!と雑誌で読んだことがあるが論破するまでもない。
モーグルのあのガッタガタデコボココースに耐える「ヒザとコシ」を男は持っていないだけである。
腰は元々、女が強いのだ
開脚は女の特技である
ちょっと前にモーグルで騒がれたのも全て女性である。
「高い!(開き)が大きい!」と、実況の男は悶絶寸前であり、聞くに堪えなかった。
女が「開く」と、男はスポーツだのオリンピックだのは忘れてしまうのであろう。
「オレの腰のほうが強い!」と、のたまうオッチャンは多い。
そういうオッチャンは勉強熱心で、薬や運動で日々鍛えて、「日々」コトに臨む。
「オレは遊び人だから」と、のたまう兄ちゃんも多い。
ヘタなくせに長い準備体操の後に、グルグルと飛行姿勢を変えたり落ち着きがない。
が、ここで大切なのは男の言い分ではない。
「日々頑張っている」「遊び人だから」というエゴを仕方なく受けて難なくはね返すのは女である。
男は自覚すべきである。
女にはかなわないのである。
スキーヤーよりは、遊び好きに見えるんだけどなぁ、
「スノーボーダーは意外にガードが固いなぁ」と知人が漏らしていたことがある。
当たり前である。
ボードは、あれ以上「脚は開かない」仕組みになっている。
開かせたければ、ロッジで話術で口説くしかない。
男同士でぼーっと一服している光景を良く見る。
技のないオスの求愛行為はみじめである。