MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

文化とは何ぞや

今日は「文化の日」である。
娘が休みなので家族サービスをしようと思ったが金がなかった。
紙のお金はいつものごとく皆無。
小銭が777円あった。何となくラッキーな額・・という主観だけ残る。
診察券と膨大なポイントカードの束のせいで財布はかろうじて厚いだけある。
「男のたしなみ」としてソーイングセットも入っているから妙な型がついている。
ソーイングセットは「穴のあいた靴下」を出先で直すぐらいしか使ったことがない。
そんな貧乏臭い「たしなみ」なら、たしなまないほうが男らしいとも思う。
 
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明治天皇の御尊影である。
今日は「明治天皇誕生日」である。
文化の日ではない。
 
明治天皇の玉影に敬礼!!
 
という日である。
日の丸を掲げている家も多く、なるほど、めでてーなぁという感じである。
明治天皇・・と言うと、やれ天皇専制とか赤子としての国民とか民主国家の云々とか・・
そういう「得体も知れない輩」が文句を言うから「文化の日」にしたんだろうと思う。
義務教育の学校には「得体も知れない日の丸嫌い」が多いが、
何となく掲げている日の丸を見ると、たいした思想はないんだろうなぁ、めでてーなぁと思う。
 
家族サービスは金がないと難しい。
そこで朝マックに行った。
街中のマックまでわざわざ出かけた。
200円×3+αだから777円で足りるというサル勘定である。
娘がパンケーキセット・息子は高そうなジュースを所望したのでサル勘定は瓦解した。
妻が払って、子供たちは「やっぱり母は金持ちだ」と感心しただけである。
駐車場代が500円でボクが払う。
子供たちには「全く見えない金」を払っただけである。
 
旭川には「買物公園」という歩行者天国がある。
無料駐車場がなく、更にこの不況でシャッター通りと化している。
ヒマな若者が100円マックしているか、もっとヒマな年寄りがお茶しているぐらいである。
老舗ブチック(ブティックではない)同士が『寒いねぇ?お客こないね』と話している。
買物公園のお陰、あるいはそのせいで、車の通行は面倒くさくなっている。
市民は買物公園には近づかず、郊外の大型スーパーで事を足る。
歩行者には、夏は舗装の照り返しで蒸し暑く、冬は雪が変化した氷で歩くのが困難である。
つまり、買物しない買物公園であり、歩行者地獄である。
ココまで誹謗しているのは無論カネがない腹いせである。
くだらないのは、買物公園の実情がこの誹謗を遥かに超えていることである。
 
文化の日を忘れた頃、ふと図書館に行こうと思った。
図書館ならタダだし駐車場もタダである。
中心地なら蔵書もある。
ニヤニヤして向かったら、同じ了見の市民でごった返し、車も入れない有様であった。
 
文化の日・図書館フェアー」
 
そう銘打った図書館に、ヒマそうな若者ともっとヒマそうな年寄りが吸い込まれていくのが見えた。
 
文化ってそういうもんじゃないだろう・・・?
 
美術館とか図書館とか、紅葉とか食べ放題とか・・。
全ては「文化ってこんな感じ?」というニュアンスだけが突っ走った結果であり、末路である。
かくいうボクも文化とは何か判っていないのである。
「伝統・スポーツ」というイメージが浮かんだので検索したが、相撲しか出なかった。
違うなぁ・・なんかもっと華麗で、それでいて伝統的な・・すっごい「ニュアンスだけ」である。
 
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再度検索
 
スケートの「織田さん」にぴーんときた。
あぁコレが文化かな?
と思ったが、やっぱり違うと思う。
 
織田信長は「美男子であった」というのが通説である。
通説を子孫が破るというのは歴史ではよくある話である。
胸に書いてある「KOSE・ニチレイ」の方が文化である気がしてきた。
KOSEは美の文化の象徴であり、ニチレイは食文化を進化させてきた。
 
文化勲章がこの「文化の日」にちなんで授与されるが、ホントのとこ良く判らない。
文化に功労のあった方々が選ばれるが、ボクには基準は判らない。
 
 
『えーと、「文化」ってこんな感じのヒトみたいなぁー・・・おめでとう!』
 
 
そんな感じで授与されている気がして仕方がない。