MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

買える物と欲しい物

「ご覧の放送は2011年7月で○○云々で終了します」
 
TVで何を見ていても上か下にこういう「脅迫の文言」が表示される。
金のない世帯にとっては「恐喝」である。
もし今後、どんなアンテナでも、古い機種でも受信できるのなら国家規模の「詐欺」に発展する。
何だか世間の家電量販店が騒がしい。
買ったとか、まだ買っていない・・といった意見で二分される。
「買えない」という意見は少数派で黙殺されている。
 
昨日、転勤希望なるものの意向調査で出社したが、何だか腑に落ちない。
「転勤できる」というのは、経済的に肉体精神的に余裕あってこその意向であり、
「できる・できない」以前の場合は少数派で黙殺されている。
だからこその「希望」であり、「是非とんでもないとこに転勤したい」と書けば即転勤になろう。
そんな・・・今時、不便すぎるトコはないであろう・・というのが多数派であろう。
北海道は「とんでもないとこ」の博覧会である。
 
・ 住民より動物が多い
・ 世帯の7割が高齢者
・ 「ついにきたフレッツISDN」がウリである地域
・ auじゃないと電波が入らない
・ 住所表示の大半が「原野」
・ 駅がない(廃線になった)
・ バスもない(不採算路線)
 
車がないなら死ね!というような市町村が多く、そういうとこでは車のない高齢者が多い。
じゃぁ地元で食材を買うか・・となる。
マトモな食材は「特産物」で高価であり、普通の食材はマトモじゃないことが多い。
肉を買おうとスーパーに入れば「精肉」の表示しかなく、豚肉かどうかは食べて判断する。
お買い得とは古いものであり、安全安心安価の「三安」は滅多に保証されない。
 
 
地デジどこじゃねーよなぁ・・
 
 
正直な感想である。
さっき我が家(古い借家)のアンテナを見に行った。
何だか「夏休みの工作」みたいなのが寒風に吹かれてゆれていた。
UHFアンテナじゃないと、電波受信できず、地デジ以前の問題である。
 
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コレがUHFらしいが、多分コレじゃなかった。
もっと金属っぽくない、天然素材な面影があった。
 
理想の異性と、付き合える異性は違う。
まず突きつけられる現実のひとつである。
やりたいことと、できることとは違う。
就職氷河期では使い古された嫌な言葉である。
できることと、させられることは違う。
就職して皆が陥るジレンマである。
 
買える物と欲しい物は違う。
コレも言われたくないが言われることである。
だから、激安食材店とか激安しまむら(あ、特定してる・・)とかが増えるのである。
 
まだ、新しいテレビを見に行っていない。
行けば欲しいであろうが、欲しいと、買えるは別次元である。
家電量販店でため息をついて、激安しまむらで気が大きくなるのであろう。
多分、安い靴下と「ヒートテックじゃない下着」あたりを買って戻ってくると思う。
そして『また、靴下とパンツかい!?』といわれるのである。
 
買えるものは既に持っているものである。
 
インテリア量販店から「液晶テレビの紙の模型」でももらってこようかと思う。
それらしく飾っておいて「地デジ気分」だけでも味わおうかと。
良く判らない「半島系メーカー」で済ませる。
ソレも考えたが
「私だって○○さえ持っていればぁぁ!!」と死ぬまで負け惜しみを吐くハメになりそうである。
 
 
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ガンダムに乗りさえすれば、お前になど負けないものをぉぉ!!』
 
 
あー男らしくない。