妻HappyBirthday
一ヶ月も前からどうしようか考えていた。
・ 豪華に外食→ガストが限界で豪華じゃない、チビがいるので落ち着かない
・ 喜ばれるプレゼント→ボクの病気寛解とか、「家」とかでどうにもならない
・ 家事をする→いつもしている
そうこうしているうちに今日である。
今日が妻の誕生日である。
娘とリサイクルで仕入れた服はあるが、いつもどおりである。
刺身!と思ったら、政治的圧力が強硬なのかロシア産までも高い。
そして今日は「昼に起きた」ボク。
もう誕生日も半日終っている。
娘を連れて、えーい、ままよ!と買う。
超高級な、死にたての屠りたての味付けて数日の後の揚げたてである。
ボクは好まないが、ボク以外は好物である。
もう、とにかく食べさせてなんぼじゃ!と更に買う。
無論、死にたてを凍らせた解凍したての寿司したての数時間後のお買い得である。
北海道だから滅多にまずいことはない。
さっきまで食べていた。
喜んでくれた。
サプライズで花をあげた。
バラの花束!!
といっても花が2輪、つぼみが3つで158円である。
『ありがとう!コレはバラじゃないけどありがとう!』
どうも慣れないことはするもんじゃない。
それでも喜ばれることは中々できることじゃない。
そうおもって自己満足していた。
さっき、高熱でうなっていた息子が起きた。
大泣きして「はは」を探している。
妻は飛んで行った。
母になった瞬間から、女の誕生日は暫くおあずけなのである。
子供を最優先事項になり、歳をとっている暇がないのである。
だから子供が自立すると、一気に歳をとらされるのである。
理不尽である。
娘は、妻に言われてヒーヒー言いながら宿題をしている。
ケーキを目前にして不憫である。
今夜からは息子が更に悪化しないことを祈る。
ボクは昨日、顔面がひきつって半身がしびれたが病院には行かなかった。
行けなかったのである。
息子が悪化したら、病院に飛ばすためにボクが必要である。
男も父になった瞬間から、自分のことは結構どうでもよくなると思う。
家族が幸せならいいのだ。
ごめん、ウソつきました。
個人的には、色々欲しいものがある。
貧富で差のない社会とか世界平和とかである。
カネなど・・・いらない
欲しいのは・・・モノではない
誕生日おめでとう以外はウソだらけである。
妻は○才といっているがウソであると思う。
ボクも妻が何歳か即答できないから聞かないことにしている。