トウジと天さま誕生日
天皇陛下が77歳だそうである。
平成22年だから「即位してわずか22年」ということである。
昭和は63年(正確には64年)だから昭和天皇は在位が長かったと言える。
昨日は冬至であり、ユズとかカボスを風呂に浮かべた。
今日の風呂が妙なフレグランスだったのは、そのお陰、あるいは、そのせいである。
ボクは一般参賀はおろか皇室行事に興味がない。
天皇がいつ起きて、何を召し上がって、何をされて、何時におやすみになるか存じ上げない。
近隣の知人ではなく、国家の象徴であるから、存じ上げなくて当然である。
TVで拝見したが、皇室ご一家というのは強烈である。
手を振るだけであそこまで盛り上げるとは、A級アイドルでもそうはいくまい。
秋篠宮さまが「黒髪」だったのが印象深かった。
(以前、苦労してないのに白髪になってんじゃねー、と書いたので気にはしていた)
美智子様もすっかり老齢妙を得る、というたたずまいで感慨深かった。
さて、こんくらいでいいかな?
ボクは友人と、葉山で「バクチク」を鳴らして追い回された大バカモノである。
「罰ゲーム」ではあったのだが、若さゆえの過ちではすまない。
ロイヤルファミリーへの反逆であり、無知ではすまされない。
だから皇室には、近づきがたい畏れがあり、未だにTVでもびびるのである。
皇室警備もさぞ大変であろう、と思う。
皇宮警察は警察機構とは一線を画して、情報を一切漏らさないらしい。
宮内庁も、伝統と進取を重んじながら、皇室の空気を柔軟に伝えているらしい。
「一般参賀」はとても危険であろう。
必要行事であろうから、するのであるが、万が一では済まされないのである。
どういう理由であれ、威力暴力で尊厳をおとしめてはならないのである。
天皇制は国威ではなく、権力の象徴でもないのである。
以前に上司が言っていた。
『園遊会に一度でいいから呼ばれていきたい!』
ボクは「はぁ・・無理っすね」と言ってにらまれた。
揶揄したのではなく、無理だから無理なのである。
上司は、モエヲタでロリコンでHでパソコンに詳しいがプログラムが出来なかった。
金があるとセルシオとかアリストとか半端な高級車を買って、
一方では、冬でもストーブをつけない・食事は出前一食という半端な節約屋であった。
園遊会に招待する対象からは、多分、最も遠い部類であったと思う。
ボクは皇室行事に全く興味がないし、よすがも来歴もない。
家系をたどっても、ひいじいちゃんあたりですぐに途切れるのである。
おそらく「やんごとなきぎわ」だからでなく、正直に戸籍が残っていない農家なのだと思う。
親父も「自分のじいさん」について、名前をはじめ全くなほど知らなかった。
一般人はそんなもんだと思う。
スケートの織田さんが信長の直系であるらしいが「織田美形伝説」のためにはオーパーツである。
分家の分家の親戚の近縁です・・ぐらいにしないと伝説は現実味がない。
ボクの子孫も後になって「何でこのヒト北海道に来たんだろう」と思うかもしれない。
ボク自身も判らず、そのときにはボクはいないから、そこで謎解きは終るのである。
続いてきて、これからも続いていくもの。
皇室ぐらい、残しておいても悪くはないと思う。
多額の税金さえ使わなければね。