MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

スタバ嫌いシモネタ

昨日はコーヒーを飲み損ねた。
今はココアを飲んでいる。
ヴァンホーテンではなく、森永の美味しいのに良く似たCGCを薄めたヤツである。
 
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美味い。
通(つう)に言わせると、粉っぽい位が濃厚で美味しいらしい。
通ではないボクは薄いのが好きである。
濃厚とか100%とか謳われると萎える。
「安いけど濃厚、まずはお試し10%増量」
どこもかしこも薄くなった中年の空元気である。
 
若い頃はポット一杯に「濃厚コーヒー」をつくっておいても一日で飲み干した。
味も何も判らないのに量は入った。
元気であった。
食べ放題では元をとる自信があったし、無理にでも詰め込む無茶が利いた。
もうそういう歳ではない。
 
若さという時代は「同じモノを何度でも濃厚に頂ける」勇気と甲斐性と体力がある。
同じ異性と3年、5年と付き合えることに敬意を表する。
華麗に加齢になってくると、濃厚さも量も要らない。
量と質の両方を欲し始める。
わがままであるが、食べ放題に行けない僻みである。
バイキングとは言えない。
北欧海賊バイキングは勇猛であったが、小食で妻子を重んじていたらしい。
日本のバイキングという言葉こそシモネタである。
雑食も甚だしい。
寿司を食べてソバを流し込み、パスタを盛った皿に唐揚げとサラダをのっけたりする。
アイスや漬物で口直しして、新たにカレーや焼肉を平らげる。
飲み物はといえば、烏龍茶からコーラ、アルコールまで、見事である。
フリーセックスである。
「下は未熟児から、上は寝たきり老人まで」、ストライクゾーンが広い。
ワンバウンドでも場外に運ぼうかという根性で、ゴジラ松井も参ると思う。
「北はロシア領樺太、南はフィリピンまで」節操のなさに文化すら感じる。
石田純一も革靴を脱いで土下座すると思う。
 
和食ランチに行くと、お年寄りが多い。
女性が圧倒的に多い。
食欲の旺盛さを見るに、性欲の減退もなさそうだ。
大き目めの膳に、小鉢が幾種類も並ぶ。
「少しづつ沢山の種類」
人生も佳境に入ると、欲求に貪欲である。
総決算なのかも知れない。
男性はというと、うなだれて天ソバなど食べている。
ランチに手を出せば良いのに、一球入魂にこだわっていて悲しい。
食の細さを見るに、性欲は減退、若しくは消失間近であろう。
 
食べ放題に美味いコーヒーは大抵おいていない。
コーヒーというのは、食欲を満足させるものではない。
性欲を刺激するもので、古来は秘薬であった。
コーヒーとタバコはセットである。
タバコは唇を満足させ、コーヒーが脳に怪しげなモヤをかけるのである。
 
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スタバは禁煙である。
セットのものを分かったのである。
 
・タバコは吸うがコーヒーは嫌い
・コーヒーは好きだがタバコは嫌い
 
矛盾である。
ラーメンをメン抜き、というのと同じ無駄である。
が、そういうヒトほど倒錯した欲求があると思う。
 
・キスだけでいい一日中でもいい
・雰囲気だけで昇天できる
 
ある意味、達観しているかもしれない。
 
 
幼少から「召還術」について調べている。
ライフワークであるので焦らない、いつでもいい、できなくてもいい。
要はやらないのである。
ググってもゲームやマンガネタが殆どである。
ジャパニーズカルチャー恐るべしである。
スタバのロゴはコロコロ変更されるが「セイレーン」の類だと思う。
美しい金髪をうねらせて長く垂らしている乳房豊かな女性として描かれる。
下半身が魚であり、美しい歌声でヒトをかどわかす。
近づくと、下半身が二つに割れ、いいだけ毟り取ったら呑舟之魚の口に棄てるのである。
召還術では呼びやすいが、「釣れやすい」つまりは外道である。
ロゴの変更は外道を正当化することで、自己矛盾も目に余る。
 
美味いコーヒーが判るヒトは、きっと美味いタバコ(同類の喫煙具)も知っていると思う。
物知り顔で「英語の変な名前のコーヒー」を頼んでいるノンスモーカーは怪しい。
おそらく、雰囲気でかっこつけて飲んでいるだけだと思う。
「違いの判る男」と同類であり、ゴールドブレンドぐらいが似合う。
 
ボクはインスタントが好きである。
「熱いお湯を入れてかきまぜる」
シモネタそのままであるからだ。