MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

あぁ雪のにほひ♪

あぁ・・雪のにおい・・♪
 
そういう「北海道観光のコピー」があったので書いてみたがしっくりこない。
多くの観光客は極寒の雪の軽さと空気の奇妙な密度を知らない。
あぁ・・雪の・・などと感慨にふける間もなく、息をしたら「鼻腔が凍って」パニックになる。
凍っているのに「におい♪」などと雅な興にひたることなど不可能であり、
結局「喫煙所」でくっさい煙を肺の奥まで吸い込んで、はじめて我に帰るのである。
 
ボクは旭川にいる。
すっかり「雪のにほひ」を懐かしく感じるようになった。
鼻腔が凍らなかったので、10度(マイナスね)ないと思う。
東京の、あの足元からズリズリと上ってくる「ぺっとりした冷気」に辟易というか諦めていたので新鮮である。
東京神奈川では、きゃるまた(ももひき)が手放せ、いや、脚放せなかった。
今はジーンズのみ。
雪国とそれ以外の寒さの違いというのを実感する。
土がなく景色が縦長で空が四角い、というのは寒さの条件に申し分ない。
光をくれる空はビルで遮られて、日光を少しでも蓄熱しようという土はコンクリで固められている。
日中はそれでもプラス温度があるのだが、土じゃないから夕方辺りから一気に冷え込む。
放射冷却というやつであろう。
風は、きっと都会のほうが冷たい。
人工的な風景の中でのあの吹き降ろすビル風の冷気は、ヒトが冷たいだけではないだろう。
あそこで「人間関係が冷え切ったら・・」と考えるだけで背筋が氷点下である。
都会で生きるウツ人に、敬意同情、北海道に来なさい・・である。
 
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AIR DO(エアドゥ)である。
北海道国際航空、略してDOである!
道(DO)である。
水曜どうでしょう、も「DO=どう」である。
こういう、ひねりのなさ、ひねりなんかどうでもいいべさ、ひねりって何さ・・な感じが大好きである。
水色と黄色の飛行機。
カラー検定なんかで「配色テスト」があれば、真っ先に減点か却下である。
上空では、おそらく識別困難だと思う。
いいのだ。なぜって・・
AIR DOだからさ・・。
JALの経営が未だに騒がれている。
国家規模の航空会社の倒産、経営破たんは世界経済の中で無視できないのであろう。
かと言って、クニが金を出しては国民が納得しない・・・。
 
AIR DOには関係ない話である。
ドゥがどうなっても、国にも世界にもDOにも関係ないことである。
発足と同時に経営困難と言われた。
増便すればするほど「自転車操業」と言われた。
飛行機なのに、未だに「自転車」扱いである。
そういう逆風が当たり前の中で、AIRDOは「JALがDOかしたの?」と涼しい顔である。
好きだぜ、道民の翼。
北海道に住むヒトの殆どが恩恵を受けていないにもかかわらず、人気がある。
・ AIR DO (主要都市にしか空港なし、旭川では2便とか)
・ 日本ハムファイターズ (ほぼ札幌にしか来ない、齊藤祐ちゃんとって大騒ぎ中)
・ レラ北海道 (バスケプロチーム・ゆるキャラ路線を目指せ)
・ 大泉洋 (試しに輸出したら帰ってこない人気者、いつでも帰っておいで)
・ 安住アナ (帯広の誇りのはずが、出身を隠すので嫌われている。帰ってこなくていいからね)
 
AIR DOの機内販売で「Drグリップとコラボしたペン」があると放送していた。
試しにスッチーに現物を見せてもらう。
 
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ベア・・ドゥ・・がついているのか・・。
 
ベアドゥはAIRDOのマスコットである。
無論、どこのベアからも認知されていない。
孤高の白いヒグマである。
単品で売られている。
リサイクルでは見ないから、買われてないか、売られていないか、とにかく頑張ってはいる。
 
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「ベアドゥ・・のプリントが・・要らないんですが・・」
『でしたら、Drグリップなら文具店でも扱いがあると思います♪』
 
そりゃそうだ、いいぞ、年増のスッチー!
大好きだ年増、そして大年増!
 
除雪はあまりしていない。
寒気が強くて降るヒマがないらしい。
他の地域で記録的な大雪らしい。
ざまぁみろ!
失礼、頑張れ、みんな!
たまには雪の怖さを知りなさい。
 
あぁ雪のにほひ・・♪
 
そんなことを「のたまう」ほど雪は可愛くないのだ。
キレイなバラにはトゲがある。
白い雪にもトゲがある。