シモネタ回避♪ジーパン
今日、いや昨日か・・は色々あった。
Ⅰ 旭川市長を褒めた?ネタを何を勘違いしたのか「特定の政党」がらみの誘引があった。
Ⅱ そして会社から、人事異動に伴う人選にかこつけたボクへの圧力?もあった。
上記ふたつは希望があれば書くが、書くほどでもない。
忘れっぽいので、もう斬っておくか。
Ⅰ 民主党への攻撃材料はいくらでもある。
が、強者への悪口は誰でも言えることであり、勝者であった自民党を捨てない限り未来はない。
子供手当てをばらまきと批判し廃止し、消費税はレールどおり値上げする・・仕分けで廃止されたものを
形式上は一旦停止し、中身を換えて登場させる・・・国債の格付けはあえてしない・・・
そういうのを詭弁と云い、ソレが見抜けないほど国民は愚かではない。
Ⅱ 人事異動にかこつけた責任逃れを見抜けないほど抜けてもないが、見過ごすフリはできる。
一般人が考えるほどウツ人は弱者ではない。弱者ほど、かじれば酸っぱくて苦いものなのだ。
さて、何を書くか。いつもタイトルを最初に書いてしまうのでね。
まぁきちんとそうさせるから安心してください。
背景も春らしく、と思ったが、旭川は連日吹雪いており最高気温は氷点下である。
学生の試験は終ったらしいが、それが春を意味するかはもっと先であり、旭川は更に先である。
「春だからねぇ」で片付けられる、ポロリ系の男の犯罪もまだ聞かない。局所には寒いのであろう。
ボクもまだサルマタ(きゃるまた)をはいており、春だという実感は全くない。
かっこいいなら、その辺を、それだけで歩けるはずであり、そういう方はまだ見受けられない。
ボクもヒートテックに類するものを穿いてはいるが、15度(マイナスね)が限界である。
それ以上は最外部を覆うジーパン様に任せないとならなくなる。
妻は思い切って買ったコレで、この冬は暖パン♪だったらしい、談判してみるものだ。
ボクも買おうと思ったが、酷なぐらいボクの脚が短くてやめた(以前の記事にあると思う)。
何より男用のソレは「防風ジーンズ」であり、保温や暖房とは一切断っていなかった・・。
風にとことん対処するのは群馬とか浜の猟師ぐらいしか思いつかず、おそらく猟師はジーパンでは寒い。
ボクは物持ちが良すぎるのと、デニム大好物なこともありジーパンは捨てられない。
サイズアウトすれば捨てるのであろうが、ジーパンというのは体型を覚える!ものなのだ。
買ったサイズより細ければ縮んでくれるし、太ければ限界までフトコロを開いてくれる・・親分肌である。
ボクのタンス?の上には長年連れ添った親分達が「今日はオレか?」と待ち構えており心強い。
ジーパンには28インチと表示されているものもある。胴囲71センチである。大ウソツキである。
太るにつれ、親分はそうかそうか・・それじゃぁ仕方がねぇな・・、
でもこれまでだぞ、これ以上は無理ってもんだ、もうこれっきりだぞ!と拡げてきてくれたのである。
ソコまで親分にウソをつかせて最後に恥をかかせては子分として義理も道理もない。
つまり、ジーパンは商品や消耗品ではなく有難いモノさまさまなのである。
ボクは古着屋(リサイクル)が好きだ。
オシャレではなく安いからだ。貧乏人を見捨てないからだ。セールまでして義理に厚いからだ。
そういう店で「ジーパンの親分」が『・・・こんなに破れちまって・・面目もねぇ』とうなだれていると捨て置けない。
どうにも小さくまとまってしまった(サイズ小さい)奴や、
大きな顔をしすぎている(ビンテージと謳っただけの古布)奴を除いては、試着してみる。
たまに、妙にしっくりとくる、ボクの身体を覚えようとする、あるいはどこかで生き別れた?者がある。
独り言を言う。
「ボクごときで僭越ですが・・来ますか?もう一度咲いてもらえますか?」
ジーパンの親分はしっかりと断るが、やがて答える。
『オレだってまだまだやれるって思っていた、でも子分からも見捨てられて、こんな風体じゃぁ、あんたに
迷惑ってもんだ。ココは黙って元の場所に眠らせてくんなさい』
すっかり親分は高倉健さん口調である。
ボクもすっかり何故か青大将(田中邦衛さん)になって答える。
「・・いや、そのね・・妻がね、いや、そんな大した器量じゃないんだが、ヘッヘ・・裁縫の腕はあってね、今までコレはもう・・っていう親分方をね。いや、失礼だが今は皆さん元気ですよ。どうですか?おいではくれませんか」
親分ともどもレジへ向かう。
『半額で150円になります♪』
親分は『安い男になったもんよ』と自虐的に笑い、ボクも「150円に何を悩んでるんだ」と我に返る。
ニヤついたボクを店員は気味悪がるが、
そんなドラマは店員には興味がない、いや関係ない、知りたくもないだろう。
ボクはその日の服を決めるのに時間はかからない。
それでもある程度お気に入りに偏執してしまいがちなので3年ほど前から妙案?をつかっている。
新聞の占い欄の「ラッキカラー」で服を決めるのである。
青!とくれば欣喜雀躍である。親分を並べて出番の少ないであろう親分を選ぶ。
黒、ときてら、黒味がかった鈍色の渋い親分を選ぶ。
赤、ときたら、少し赤いペンキの垂れてしまっただけの、小傷の親分を選ぶ。
桃、とくると親分は寂しそうである。色が移って薄桃色のきゃるまたを穿いて親分を迎えに行く。
黄、ムムム・・黄色は好きな色なので、トップだけ黄色にして親分を選ぶ。
金!きん!・・そうだ、親分?ボクは金、を幸いなことに二つもぶらさげてますが・・と断ってから親分を選ぶ。
緑・・これが困る。親分を選ばないで迷彩でも選べばいいのだが、ボクは義理がたい。
お前はいつの生まれだ!?と同期生に言われるほど年寄り臭いのだ。
「オイルウォッシュ」と呼ばれる技法で作られたジーンズがある。
今のように「古び、ダメージ加工」などまだまだ????の頃にラングラーから出された。
緑ががっており、露骨に重油臭いがこの親分は緑以外の何物でもないのだ。
カビ?と指摘を受けるほど自然であるが、緑の親分はカビという禁句も森のように深く受け流す。
脱線するがボクはラングラーが好きである。
ベルトループが2本多い7本であり、ベルトをするボクには好都合なのである。
リベットが凸ではないのでソファーにひっかからない、畳でごろ寝するボクには痛くない。
股上が深いので多い日も安心♪、ではなく、腰履き大嫌いなボクには嬉しいつくりである。
そして何より安い!
昔から、猫も杓子もリーヴァイス!リーィィ!(スタンハンセン風)の中にあって投売りなのがありがたい。
白、という色は無論、親分である。デニムである以上、緯(よこ)糸には白か白に近い色が使われるからだ。
白や青、と来ると親分たちは色めきだつ、一家もろともじゃぁと鼻息が荒い。
そういうときは1日に3本とかを履き替えたりする。面倒ではなく結構楽しい。
古着屋で「目が合う・視線を感じる」ことがあったら試着してみると良い。
きっと、男性なら、「あぁボクの股間がきつくなくゆるくなく・・えぇ感じじゃぁ」という親分に会える。
女性なら、「お尻をそんなに優しくされるなんて・・ウェストは少ぉし頑張るわ♪」という極妻に会える。
シモネタはギリギリ回避したと思う。
もっと洗練すれば「シモネタ」の書庫にしたが。