MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

●未確認飛行物体

明日はUFO記念日らしい。
良く知らないがそうなっている。
おそらく、昔、外国のどこかで、かなり遠くまで飛んだ洗濯物があって、
その洗濯物は、夫の悪趣味に付き合った、妻のきわどい下着であって、どこまでも飛んじゃえぃっとなって、
それを、あろうことか飛行機乗りあたりが『アレはなんじゃぁ』と騒いだ日であろうと思う。
Unidentified Flying Object(a)未確認の飛行する物体。
そのままの訳である。
英語の和訳なら「まんまじゃねーか!?もっと上手く訳せ」と叱られるところである。
が、UFOと言う響きが何とも英語の略語に弱い民族には受けたのである。
ブームには皆でカメラを片手に大騒ぎし、ピンクレディーが歌い、最後にはヤキソバになった。
『UFOなどいない!!』と公言するヒトも多く、大抵は説得力がある。
プラズマを論拠にしたただの熱気である、とか、模型を使ったNASAの自演とか色々ある。
 
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レンズ雲というのもどう見てもUFOである。
UFOではないにしても、通称「龍の巣」とか呼ばれていて、中には空飛ぶお城がありそうである。
それでガリバーのおじさんが乗り込むのである。
それから100年ぐらいしてから、
日本の徳間書店が宮崎というアニメ監督に頼んで少年と少女を送り込むのである。
 
とにかく説明がつかない、そういうものは幾つあっても良いと思う。
科学や理屈、法則や方程式で全てが解決するのなら、この世はとっくに平和である。
家や車は作っただけ売れて、男女はきっちり半分ずつ、戦争も害悪も非人道もないはずである。
ところが解決しない、UFOのような存在があるから面白いし、上手くいかないのである。
新築がすぐ壊れ、中古車だけ売れ、女が多いのに独身男があふれ、核で戦争を続けるのである。
無料お試しが有料であり、ハズレなし!でティッシュをもらい、知らないうちに消費税が上がるのである。
 
「科学では解明できないものもありまして・・」 というのはボクは言い訳として良く使う。
何とも小気味が良いしユーモアに溢れていると思うのである。
実に万能なフレーズで、後の事を考えなければすぐに使いたい「とっさのひとこと」である。
 
・ 待ち合わせに遅れたとき
・ 寝癖が直らず、指摘されたとき
・ 別れたいが、特に理由が見当たらないとき
・ 妊娠したとき、されたとき
・ 客から「不良品だ」とクレームをつけられたとき
・ 10人定数のトコに10人立候補して落ちたとき
・ 国会で追及されたとき
・ 「オイ!何とか言え!」と凄まれたとき
 
 
UMAというのもある。
こちらは未確認生物の略であり、ネッシーとかイエティとかシーサーペントの類であるらしい。
 
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                (ネッシーが首を出している有名な写真)
 
日本でもツチノコ口裂け女、人面魚、魚面人、月光仮面仮面ライダー、ゆるきゃらなどがその類。
笑いながらチ○コを出して走るオジサンや、お釣りをくれないパン屋のオバサンは残念ながら違うらしい。
芦ノ湖にアッシー」がいる!と騒がれたが、ソレは未確認ではなくホントだと思う。
実際に山梨辺りから峠を越えて八王子辺りまでやって来る、運転手つきの女性は多かったのである。
北海道の屈斜路湖なる湖にはクッシーというのが居るらしく、夏休みの大人の工作みたいな彫像があった。
なんとも安易なネーミングであるが、安易であるからこその愛称であり、不思議さに深みも増す。
「プ」で始まる外国の湖には、放送倫理上、ナゾの生物がいても安易に名づけてはならないことにもなる。
ネッシーは上手くかわしたと思う。
友人から聞いた話がある。
カップルで飲んだ後のホテルで、二人で入浴し「さぁ」となってきたらしい。
酔っ払った男が「ネッシー!」と叫び、湯船からUMAを突き出したらしいが、女は激怒して帰ったという。
こちらのネッシーは、かわせなかったらしい。
後で聞いたが、男は酔い過ぎており、ネッシー!と叫んだものの湯船からは何も出なかったらしい。
女からすれば「未確認」であった。
 
アレ?・・なぜこんな話になったのだろうか。
 
「科学では解明できないものもありまして・・」